キッチンカーを田舎で営業するメリットとは?成功のポイント
キッチンカーを田舎で営業するメリットとは?成功のポイント
公開日:2024年10月11日キッチンカーは、場所を選ばず飲食物の販売ができるのが大きなメリットです。「田舎ならば、駐車場は広いし競争相手もいないのでスムーズに商売ができるのではないか」と前向きに考えている方もいるでしょう。その一方で、「田舎は人口が少ないから、何カ所も回ったところで商売が成り立つのか?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
本記事では、田舎でキッチンカーを営業するメリットとデメリット、成功するポイントを紹介します。
目次
キッチンカーを田舎で営業するメリット
はじめに、キッチンカーを田舎で営業するメリットについて紹介します。田舎は人口も少ないのでキッチンカーは儲からないのでは?と思う方もいますが、メリットもたくさんあります。
ライバルが少ない
都市部に比べると田舎はキッチンカーが少ない傾向があります。そのため、良い場所に出店しやすく、地域NO1店になれるチャンスもあります。例えば、クレープやメロンパンなど都市部で流行しているスウィーツを食べてみたいと思っている方は多いでしょう。
また、本格インドカレーやシシケバブなどのエスニック料理は、田舎だとキッチンカーはもちろんのこと、店舗でもライバルは少な目です。
流行のスイーツやフードをキッチンカーで提供すれば、大きな利益を上げられるかもしれません。「田舎は高齢者が多い」といったイメージを持っている方もいますが、学校がある地域ならば、10代~20代の若者もたくさんいます。
都会ではやっているスイーツやフードを食べられるとわかれば、短期間で人気店になる可能性もあるでしょう。
都市部に比べて需要が高い
東京や大阪などの都市部では、キッチンカーが一般的な店舗のように出店しています。そのため、美味しそうなスイーツやフードを見かけても「今日はいいや」と思う場合も珍しくありません。そのため、初回のお客様を獲得するのにも苦労する可能性もあるでしょう。
一方、田舎はキッチンカー自体が少ないので、キッチンカーが出店しているとそれだけで話題になるケースもあります。特に、インターネットやテレビで話題になっているフードやスイーツならば、飛ぶように売れる可能性もあるでしょう。
事前に広告を出していれば、開店と同時にたくさんのお客様が来る可能性もあります。
リピーターを獲得しやすい
田舎は新しい店舗がオープンすることも少なく、流行のスイーツやフードの販売場所も限られています。そのため、評判の良いキッチンカーはリピーターも獲得しやすいでしょう。複数の場所を定期的に巡ることによって、たくさんのお客様を確保できる可能性もあります。
競争相手が少なければ、リピーターが離れていく可能性も少ないでしょう。
自治体から補助金が受けられる可能性がある
人口減少に悩んでいる田舎の中には、移住者が事業を起こす際に補助金を出してくれるところもあります。キッチンカーでも起業できます。自治体によっては100万円単位の補助金が受けられるところもあるでしょう。
補助金が出る自治体には、千葉や埼玉といった都市部から近い県の中にもあります。また、UターンだけでなくIターンでも歓迎されるところもあるでしょう。このほか、起業資金だけでなく、住宅の購入費用の補助を受けられるところもあります。
キッチンカーを田舎で営業する注意点
田舎でキッチンカーを営業するときには、注意点もあります。ここでは、主な注意点を3つ紹介します。
珍しすぎるものは人気がない
田舎は、都会の流行最先端なスイーツやフードより、「誰でも知っているけど田舎にはあまり売っていない食べ物」が人気があるケースもあります。特に、若い年代が少なく高齢者が多い地域では、焼き鳥やたい焼き、メロンパンあたりが抵抗なく受け入れられるでしょう。
現地の香辛料をたくさん使ったエスニック料理などは敬遠されるかもしれません。
田舎でキッチンカーを営業する場合は、どのようなメニューに需要があるか入念に調査してから、販売する食品を決めましょう。
ガソリン代が高くなりがち
田舎では、集客がのぞめる場所が限られており、移動に時間がかかる場合もあります。都市部なら、10~20分走れば次の販売場所に到着できるのに対し、田舎では1時間以上かかる場合もあるでしょう。走行距離が長ければガソリン代がかかるほか、車のメンテナンス代もよけいにかかる場合もあります。
また、ガソリン以外にもプロパンガスや料理の材料も都会より高くなるケースもあります。
売上が上がっても原価も高くなれば、利益は少なくなるのがデメリットです。
顧客を見つけるまでが大変
地域によっては、大型ショッピングセンター等の限られた場所以外は、人がほとんど集まらないところもあります。駅前も閑散としており、利用者がほとんどいないところも珍しくありません。出店すれば人が集まる場所を探すのが大変です。
地域によってはスーパーの駐車場に日替わりでいろいろな出店やキッチンカーを出店させているところもあります。そのような所を見つけて出店させてもらえるように営業する必要もあるでしょう。
田舎でキッチンカーでの営業を成功させるコツ
最後に、田舎でキッチンカーの営業を成功させるコツを紹介します。
出店場所を入念に選ぶ
キッチンカーは出店場所で売上が大きく変わります。常に人がいる場所を見つけないと田舎で営業を成功させるのは難しいでしょう。
なお、田舎は車社会なので、単純に「駅前なら人がいる」ということはありません。
駅によっては、利用者がほとんどおらず車すら通らないといった場合もあります。
スーパーの駐車場、商店街の入口、従業員が多い会社の近くなど、どこに出店すれば集客が望めるかをよく考えましょう。また、イベントにも出店して知名度を高める方法もおすすめです。
宣伝方法を工夫する
近年は、店舗の宣伝の主流はインターネットが主流です。SNSやホームページを利用して宣伝をしたほうが、チラシなどを配るより効果的なケースも多いでしょう。
しかし、田舎ではインターネットを利用した宣伝より、紙のチラシ、新聞の折り込み広告などのほうが効果的な場合もあります。
より幅広い客層に宣伝をしたいなら、多少費用がかかってもポスティング用のチラシや折り込み広告を作成しましょう。
近年は、パソコンのソフトとコンビニのコピー機を利用して自分でチラシを作る方法もあります。新聞の折り込み広告は自力では難しいですが、ポスティング広告ならば自分でできるでしょう。割引クーポンなどをつければ、より集客効果がのぞめます。
幅広い年代に人気のあるメニューを考える
田舎ならば、エスニック料理や外国のスイーツよりスタンダードなメニューや、すでに大流行しているスイーツがおすすめです。例えば、少し前に流行したタピオカドリンクのようなメニューがおすすめです。フードならば、唐揚げや餃子、焼き鳥のようなメニューならばおやつにも食事にもなります。
まとめ:田舎でキッチンカーの営業を成功させるには入念な計画が必要
田舎と都会では、キッチンカーで人気のあるメニューや集客につながるような場所が異なります。都会ではやったメニューでも田舎でも大人気とは限りません。その一方で、都会ではあまり人気のないメニューが田舎では大人気なケースもあります。
また、田舎でキッチンカーの営業を検討する場合は、集客場所をどのように巡るかも考えましょう。都会より出店できる場所が広い分、人出なども調査することが大切です。
キッチンカーの開業をご検討の際にはフジカーズジャパンにご相談ください。キッチンカーの製作、販売はもちろん、必要な整備や開業に関するご相談もお受けしております。
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