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キッチンカーの雨・風対策!用意しておきたいものリスト

キッチンカーの雨・風対策!用意しておきたいものリスト

キッチンカーは雨でも出店できますが、雨の日は対策が必要です。何の対策もせずに雨や強い風の中で出店すると売上が落ちるのはもちろんのこと、思わぬ事故が発生する可能性もあります。

本記事では、雨や強い風が吹く中でキッチンカーを営業する際の対策や、用意しておくと便利な道具を紹介します。これからキッチンカーで飲食店をオープンする予定の方は、ぜひ参考にしてください。

雨や強い風がキッチンカーに与える影響

はじめに、雨や強い風がキッチンカーに与える影響について解説します。キッチンカーは露店や屋台と比べて車内で調理ができる分、雨の影響を受けにくいようなイメージがあります。

しかし、雨対策をせずにキッチンカーを営業すると、売上が落ちるのはもちろんのこと、事故が発生するリスクも上がる可能性もあるでしょう。

ここでは、雨や強い風がキッチンカーに与える影響を紹介します。

客足が鈍る

天気が悪くなると客足が鈍ります。特に、大きな公園や河川敷で開催されるイベントは地面が舗装されていないこともあり、格段に客足が遠のきます。花火大会やマラソン大会など「荒天中止」のイベントは、雨足が強くなると中止になる可能性もあるでしょう。
イベントが中止になるとメニューによっては、食材がすべて廃棄になる可能性もあります

また、中止にはならないまでも天気が良いときに比べて売上が格段に落ちるケースもあるでしょう。天気予報をこまめにチェックし、雨天中止になった場合は別の日に使いまわしができるメニューにするなどの工夫が必要です。

なお、夏場はゲリラ豪雨が突然発生することもあります。規模によっては至急撤収しないとキッチンカーに損害が出る恐れもあるでしょう。

機材や設備が故障する

雨が降ったり風が強かったりすると、機材や設備が故障する可能性があります。特に、発電機は防水仕様であっても、雨が直接当たらないように防水シートをかけておきましょう。また、リールコードが雨に濡れっぱなしだと漏電のおそれもあります

漏電は火災にもつながる恐れもあります。ガソリンが搭載されているキッチンカーのそばで火災が発生すれば、大事故につながるおそれもあるでしょう。火災が発生しなくても、漏電を放っておくと、冷蔵庫をはじめとする設備が故障する可能性は十分にあります。

また、強風のときは看板やタペストリーが吹き飛んで事故につながる可能性があります看板に重しをのせる、タペストリーは撤収するなど配慮が必要です。
雨や風に素早く対処するためには、最低でも1つは天候のアプリをスマホにインストールしておきましょう。

お客様に不快感を与える

雨が激しくなると、キッチンカーで調理をしていても雨に濡れることもあります。そのままの姿で接客をすれば、お客様に不快感を与えてしまいます。雨が降っているときの出店準備は、雨合羽や長靴を身につけて、服をぬらさないように注意しましょう。

濡れた時に備えて着替えを余分に持っていくのもおすすめです。

キッチンカーでできる雨・風対策

キッチンカーでできる雨・風対策キッチンカーで飲食店を開店する場合、可能な限り雨や風対策をしておく必要があります。ここでは、キッチンカーで飲食店を開業する際にできる雨や風の対策を紹介します。

雨が降っても売上が落ちにくい出店場所を確保しておく

雨が降るとイベント会場など売上が大幅に落ちる場所がある一方、売上が落ちにくかったり逆に雨のほうが売上が上がったりするところもあります
一例を挙げると以下のような場所です。

  • オフィス街
  • 商業施設の駐車場
  • 学校

オフィス街は地域によっては飲食店まで距離があるところもあるでしょう。雨が降ると飲食店まで足を運ぶのがおっくうになり、近場のキッチンカーでランチや軽食を購入する人が増えます。

商業施設の駐車場も同様に雨が降っていても客足が落ちにくい場所です。また、商業施設は施設がオープンしている間中は一定の売上が見込めます。このほか、近年は大学や専門学校がキッチンカーを誘致するケースが増えました。大学や専門学校は、大規模なところならば1000人以上の人間がいます。雨でも売上が落ちにくいだけでなく、オフィス街同様、学外へ食事に行くのが億劫な人が来店してくれる可能性が高まります。

買取案件を確保しておく

買取案件とは、あらかじめ主催者が一定量の商品を買取してくれるシステムです。お祭りや花火大会などのイベント等で行われることが多いですが、人気のキッチンカーを特定の場所に招きたい場合に行われる場合があります。

買取案件は、InstagramやXなどSNSを通じて依頼が来るケースもあります。宣伝だけでなくビジネスチャンスを広げたい場合もSNSを運営しておきましょう。

雨の影響を受けない設備を設置しておく

オーニングやパラソル、タープなど雨の影響を最小限に抑える設備を設置しておきましょう。特にオーニングは商品の受け渡し時やお金をやり取りする際にお客様が雨に濡れるのを防いでくれます。細やかな心づかいがあるキッチンカーは、雨でも客足が落ちにくい傾向があります。

ただし、オーニングやパラソルは風に弱いので注意しましょう。雨だけでなく風も強い日は、キッチンカーそのものを屋根のある場所で出店するなどの対応を検討しましょう。

雨が多い時期は思い切って出店方法を変えてみる

地域によっては、特定の時期に雨が続いたり風が強くて客足が遠のきがちだったりするところもあるでしょう。そのため、雨が多い時期や強風が吹く日が多かったりする時期は思い切って出店方法を変更するのもおすすめです。

オフィス街に毎日出店しているならば、テラス屋根がある場所に出店できるか交渉してみてもいいでしょう。テラス屋根がある場所ならば雨が降っていてもお客様が濡れずに買い物ができます。

商業施設に出店している場合は、屋内に屋台を出す許可をとります。屋内のイベントスペースなどに屋台を出すことができれば、悪天候でも売上が落ちることもないでしょう。

イベントに出る時期を厳選する

イベントに出店する時期も雨の影響を考えたら厳選したほうがいいでしょう。花火大会や野外フェスなどは夏に開催されることが多いです。しかし、夏はゲリラ豪雨や台風が発生しがちです。

特に、生ものを提供する場合はイベントが中止になれば食材がすべて無駄になります。雨が多い時期にイベントに出店する場合は買取してもらえるところを探す方法もおすすめです。

まとめ

キッチンカーでの飲食店経営は思っている以上に雨の影響を受けます。特に、かき氷やスムージーなど夏に売れるアイテムを主力商品にしている場合は、雨が降っても売上に影響のない出店場所を確保しておきましょう。

ただし、そのような場所は人気が高くすでに別のキッチンカーが出店していたり、出店できても週に1回程度といったケースもあります。キッチンカーでの飲食店経営を検討している場合は、雨の日の出店場所も確保することが重要です。

また、キッチンカーのほか、雨でも屋内で出店できる屋台装備を一式持っていれば、売上を安定させることができるでしょう。

キッチンカーの新車・中古車の販売、製作はもちろん、キッチンカーの買取や開業支援も行っています。

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