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キッチンカーで儲かるメニュー10選|原価率と利益率で徹底分析!

キッチンカーで儲かるメニュー10選|原価率と利益率で徹底分析!

キッチンカーで飲食店を営業する際、メニュー選びで悩む方は多いことでしょう。「できるだけ儲かるメニューを提供したい」と考えた場合、原価率が低く利益率が高い商品を選ぶことが大切です。

本記事では、キッチンカーで儲かるメニュー10個をご紹介します。メニュー選びで悩んでいる方はもちろんのこと、メニューを一新したい、追加したいと考えている方も参考にしてください。

キッチンカーで提供して儲かるメニューとは?

キッチンカーで儲かるメニューの条件は主に以下のようなものが挙げられます。

  • 原価率が5割以下
  • 提供スピードが早い
  • 食材のロスが少ない
  • 知名度が高い

商売の基本は「安く仕入れて高く売る」です。飲食業で利益を出すには、一般的に原価率(材料費)の目安は売上の3割程度とされていますが、キッチンカーの場合は3割~5割に収めるのが理想です。流行している料理でも特殊な材料を使っており、原価率が5割を超える場合は儲けを出すのが難しいでしょう。

また、キッチンカーはテイクアウトが基本です。提供までに時間がかかるとお客様を待たせてしまい、結果として回転率が下がって利益を上げにくくなります。

このほか、食材のロスが多いメニューも長い目で見れば原価率は上がっていきます。さらに、知名度が低いメニューはどうしても敬遠されがちなので、儲けを第一にするならば知名度が高いメニューがおすすめです。

キッチンカーで提供して儲かるメニュー10選

ここでは、キッチンカーで提供して儲かるメニュー10選として、スイーツ、食事(軽食)、ドリンクの3分野でおすすめのメニューと原価率、利益率を紹介します。

キッチンカーで提供して儲かる食事(軽食)メニュー

キッチンカーで提供して儲かる食事(軽食)メニューは以下の通りです。

メニュー 原価率 利益率
から揚げ 30~45% 55〜70%
フライドポテト 20~40% 60〜80%
やきそば 45~50% 50〜65%
ホットドック 45~50% 50~65%

このなかで、焼きそばやホットドッグはやや原価率が高めですが、お祭りやイベントの定番で、幅広い年代に人気があります。そのため、出店場所を問わず安定した売上が期待できるメニューです。
さらに、人手があるならば、から揚げとフライドポテトをセットで販売すれば、客単価アップも狙えます。

なお、から揚げや焼きそばはキッチンカーの定番メニューだからこそ、競合との差別化が重要になります。たとえば、「ご当地唐揚げ」や「B級グルメ焼きそば」など、地域色を打ち出すのも一つの手です。また、特徴的なソースやトッピングを用意するなどの工夫も効果的でしょう。

キッチンカーで提供して儲かるスイーツメニュー

キッチンカーで提供して儲かる可能性が高いスイーツメニューは以下のとおりです。

メニュー 原価率 利益率
クレープ 25~40% 60~75%
ワッフル 25~40% 60~75%
かき氷 15~30% 70~85%
スムージー 30~40% 60~70%

スイーツは、クレープやワッフルはトッピングが豊富で簡単にメニューを増やせるのが大きなメリットです。
かき氷は季節限定の商品ですが、近年では1,000円を超えるような高級かき氷も人気を集めています。フルーツをふんだんに使ったり、エスプーマソースを使ったりするなど、トッピングを工夫すれば高単価メニューとして確立できる可能性があります。

スムージーは果物と氷があれば提供でき、オシャレでSNS映えもする点がメリットです。旬の果物や、価格が安定している冷凍果物を利用すれば原価を抑えられます。

キッチンカーで提供して儲かるドリンクメニュー

キッチンカーで提供して儲かりやすいドリンクメニューは以下2つです。

メニュー 原価率 利益率
コーヒー 20~30% 70~80%
タピオカドリンク 35~40% 60~65%

コーヒーは、原価率が低く利益率が高い代表格です。ただし、コーヒーだけでは弱いので、スイーツとセットメニューにするなどの工夫が必要です。
タピオカドリンクはかつてのような爆発的な人気はありませんが、根強いファンがいるためドリンクではなくスイーツとしても販売できます。

キッチンカーで提供して儲かるメニューを選ぶポイント

キッチンカーで提供して儲かるメニューを選ぶポイントここでは、キッチンカーで提供して儲かるメニューを選ぶポイントを紹介します。メニュー選びの参考にしてください。

トッピングを選べるメニュー

トッピングを選べるメニューには、客単価を上げやすい、メニューのバリエーションを増やしやすいといったメリットがあります。例えば、クレープの場合はプレーンなメニューに生クリームや果物をトッピングできれば、単価を上げられます。

また、フライドポテトもフレーバーやトッピングを工夫すれば他店との差別化も図れます。

セットメニューを提供できる

ドリンクと軽食、ドリンクとスイーツといったセットメニューを提供できるものを選ぶのがおすすめです。セットメニューにすれば、客単価をアップできます。また、コーヒーとスイーツのようなセットメニューだとどちらも儲かるメニューなので、さらに利益を上げられるといったメリットもあります。

また、セットメニューにすれば、組み合わせを増やすことでメニューを多彩に見せることもできるでしょう。

写真映えするメニューを選ぶ

写真映えするメニューは、購入したお客様が自発的にSNSで拡散してくれる可能性が高まります
また、写真映えするメニューは、それを理由に選ばれやすくなる可能性もあります。
例えば、クレープを出すキッチンカーが2つ以上ある場合、より写真映えする商品が選ばれやすいでしょう。特に、スイーツや甘いドリンクをメニューに加える場合は盛り付けにも工夫してください。

季節限定のメニューはローテーションを考える

かき氷やスムージーは初夏から初秋までの暑い季節には良く売れますが、それ以外は売り上げを維持するのは難しいでしょう。特に、気温が下がるのが早い寒冷地はシーズン終了が早めです。

季節限定のメニューを主力商品とする場合は、季節ごとにメニューのローテーションを考えましょう。例えば、初夏から初秋はかき氷、その他の季節はたい焼きやクレープ、タコ焼きなどを主力商品にするのもおすすめです。

たい焼きやタコ焼きは暑い時期には売れにくいですが、寒くなると売り上げが上がりやすい定番のメニューです。また、たい焼きの原価率は一般的に20%~30%、タコ焼きの原価率は一般的に20~35%程度となっています。

まとめ

キッチンカーの運営を早期に軌道に乗せるには、この記事で紹介したような利益率の高いメニューを選ぶことが近道です。ただし、これらの人気メニューは競合も多いため、他店との差別化を図る工夫が成功のカギを握ります。
セットメニューやトッピングを工夫すれば、単価も上げられるのでおすすめです。

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