キッチンカーでスイーツを販売！おすすめメニューをまとめ

キッチンカー（移動販売）のメニューのジャンルは、大きく分けて「食事系」「軽食系」「カフェ」「スイーツ」の4つです。その中でも特にお客さんが多く、バリエーション豊かなのがスイーツです。
スイーツはオペレーションが簡単なメニューが多いため、「キッチンカーを開業するならスイーツ！」という人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、スイーツ店としてキッチンカーを開業する場合、特におすすめのメニューをランキング形式で紹介します。
おすすめの理由や成功するためのアドバイスも併せて解説しているので、ぜひ参考にして下さいね。

スイーツでキッチンカー　まずは人気メニューの特徴をおさらい！

キッチンカー（移動販売）で人気店として成功するための大切なポイントの一つに、「メニュー選び」があります。
キッチンカーで人気のメニューには、ジャンル関係なくどれも共通点があります。まずはその特徴についておさらいしていきましょう。

キッチンカーで成功するのは「誰にでも好かれる定番メニュー」

キッチンカー（移動販売）の人気メニュ―ランキングにおける食事系・軽食系の上位は、からあげ、たこ焼き、カレー、焼き鳥、ピザ、丼ものです。
スイーツの一番人気はクレープで、次いでジェラート、かき氷、ワッフルなどが続きます。
カフェやドリンクも、コーヒー、カフェオレ、タピオカミルクティーなどの定番メニューが上位です。
出店場所によって多少順位が入れ替わるものの、基本的にはそれほど変わりません。

これらはいずれも、ファミレスやコンビニでも人気のメニューばかりです。メニューの名前を聞いただけで、子どもからご高齢の方までほとんどの人がイメージできます。

キッチンカーでは、こういった「誰にでも好かれる定番メニュー」のほうが売れやすい傾向にあります。
反対に、知名度の低い海外のメニューは、キッチンカーでは売れにくい傾向があります。

スイーツでキッチンカー開業！おすすめメニュー5選

スイーツでキッチンカー（移動販売）を開業する場合、おすすめできるメニューを理由とともにベスト5まで解説します。

第1位　クレープ

クレープは、キッチンカー（移動販売）のスイーツ部門で第1位を誇る大人気メニューです。
薄い生地が重なり合い、ホイップクリームやアイスクリーム、フルーツなどをトッピングした本格的なクレープをリーズナブルな値段で食べられる点が人気です。
ワンハンドで食べ歩きができて、インスタ映えもするため、季節を問わず売り上げを作りやすいメニューです。

また、キッチンカーオーナーにとっては、トッピングをツナやチーズなどに変えるだけで「食事系クレープ」も提供できるため、その便利さと人気の両方で選ばれています。

クレープ店のキッチンカーは数多くありますが、コンビニやスーパーではそれほど本格的なものは販売していないため、ジェラートやコーヒーなどに比べると比較的ライバルは少ないメニューです。

第2位　たい焼き

第2位のたい焼きは、子どもやご高齢の方が好むイメージがあるかもしれませんが、最近は若い女性にも人気があるスイーツです。
そのため、イベント会場やショッピングモール以外に、女子大や女性中心のフリーマーケットなどへの出店も増えています。

洋菓子・和菓子・アジア風など、生地の中に詰められるものがとても幅広く、定番でありながら他店との差別化を図りやすいメニューです。
現地では調理せずに、あらかじめ準備したものを温めて提供するだけのオペレーションにすることもでき、客の回転率を上げやすい点もメリットです。

第3位　ジェラート

第3位はジェラートですが、そのほかに、アイスクリームやシャーベットといった冷菓は全体的にキッチンカー（移動販売）で人気があります。
ソースやトッピングなどで手間をかけずにアレンジメニューを増やせるため、キッチンカーでの調理をしない人にも向いています。

デメリットは、冬にはほとんど人気が出ないことです。
冷たいスイーツは、冬でも屋内では需要がありますが、屋外ではほとんど売れません。そのため、ジェラートを提供する場合、秋冬には温かいスイーツ中心に切り替えてしまうのもよいでしょう。
焼き芋や焼き栗といった、「冬の名物詩」「冬ならではの人気メニュー」などが特におすすめです。

第4位　ワッフル

第4位のワッフルも、キッチンカー（移動販売）でとても人気のあるスイーツです。
アイスやソースなどのトッピングを変えるだけで別メニューを作れるので、車内のスペースをやりくりする必要があるキッチンカーに適しています。
また、コーヒーや紅茶などのドリンクを一緒に購入するお客さんが多いため、客単価を上げやすいメリットがあります。

ワッフルは特に女性からの人気が高いので、女性客中心のフリーマーケットやマルシェ、女子大への出店がおすすめです。

第5位　かき氷

夏の屋外やお祭りなどのイベントでは、常に行列ができるかき氷。とても原価が安いため、利益率を上げやすいメニューです。

かき氷で人気店になるには、定番のシロップだけではなく、できるだけ幅広い味を揃えておくことがポイントです。
また、最近は健康志向が高まり、キッチンカーのお客さんも材料の産地にこだわるようになってきました。そのため、国産の材料で作ったシロップや、水にこだわった氷を使うといった工夫があれば、ぜひアピールしましょう。

かき氷のデメリットは、夏場以外はまったく売れないことです。ジェラートやソフトクリーム以上にその傾向がはっきりしています。
そのため、通常は一年中人気のあるメニューを販売し、夏のみかき氷を追加するといった提供の仕方がおすすめです。

キッチンカーのスイーツ店で単価を上げるには

スイーツのキッチンカー（移動販売）は、食事系・軽食系に比べて客単価が低くなりやすい傾向にあります。そこで、ここでは単価を上げるための2つのコツを紹介します。

ポイント（1）ドリンクのセット販売

キッチンカー（移動販売）のスイーツ店で、あまり手間をかけずに客単価を上げる一番の方法は、ドリンクのセット販売です。

特に、たい焼きやワッフルといったボリュームのあるスイーツの場合、多くのお客さんは最初からドリンクも頼むつもりでいます。コーヒー1品だけでもいいので一緒に提供しましょう。

ポイント（2）おしゃれな内外装や食器

スイーツのキッチンカー（移動販売）は、男性客も増えてきているものの、今のところはまだ女性が大半です。
そのため、外装や食器などのデザインがおしゃれで見栄えがいいと、売上にもよい影響をもたらしてくれます。

例えば、クレープの包装紙やジェラートのカップなどは、できるだけおしゃれなものにするとSNSに投稿してくれるお客さんがぐんと増えます。
また、車両の外側に飾るメニューの写真やスタンド看板も、色味の綺麗なものを選ぶようにしましょう。

もちろん、これらの装飾に、負担になるほどの金額をかける必要はありません。リーズナブルかつおしゃれなものを探して、上手に取り入れてみて下さい。

まとめ：スイーツのキッチンカーは「定番メニューのアレンジ」が◎

キッチンカー（移動販売）で成功しやすいメニューは、「誰にでも好かれる定番メニュー」です。スイーツは「大好物！」という人が多いため、挑戦しやすいジャンルです。

スイーツで他店と差をつけるには、「定番メニューのアレンジ」がおすすめです。まずは中心にする定番スイーツを選び、アレンジによって提供メニューのバリエーションを広げていきます。
他店にないオリジナリティは、少し珍しいフルーツソースやトッピングなどのアレンジで表現すると、リピーターがつきやすくなります。
また、国産や地元産などの新鮮で安全な材料を揃えている場合は、のぼりやタペストリー、SNSなどで大きくアピールしましょう。

今回紹介したもの以外にも、大人気の定番メニューは数多くあります。本記事をヒントにして、ご自分に合ったメニューを見つけて下さいね。

キッチンカーの開業をご検討の際にはフジカーズジャパンにご相談ください。キッチンカーの製作、販売はもちろん、メニューにあわせた必要な整備についてもご提案させていただきます。

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