海外のキッチンカーにはどんな種類がある?人気メニューもご紹介

海外のキッチンカーにはどんな種類がある?人気メニューもご紹介

数年前から日本でも大きく注目されるようになったキッチンカー(移動販売)。テイクアウト文化が定着し、コロナ禍の影響でますます需要が高まっています。

日本では最近注目が高まってきたキッチンカーですが、海外では以前から暮らしに根づいている国がたくさんあります
今回の記事では、国や地域ごとにキッチンカーの特徴や歴史を解説します。また、人気のメニューも併せて紹介します。

キッチンカーにおける世界のトレンドを知ることは、必ず日本でのビジネスにも役立つはずです。ぜひ数多くの国の特徴や人気メニューを知り、自分のキッチンカーのヒントにして下さい。

海外のキッチンカーの特徴と歴史を地域別に紹介!

日本では「ブーム」として注目されているキッチンカー(移動販売)ですが、海外ではそれよりも前から親しまれてきました。まずは、アジア・アメリカ・ヨーロッパの3地域について紹介します。

海外のキッチンカーはどのように広がった?

すっかり日本人の暮らしに定着したテイクアウトですが、それまではコーヒー一杯でも屋内で飲むのが一般的でした。このような文化的背景から、日本ではキッチンカー(移動販売)のような業態があまり必要とされませんでした。

一方、海外では昔から屋台やオープンカフェがある地域が多く、テイクアウトも根づいています。また、食事できる店舗が少ないため、外食はファストフードやフードコートに限られてしまう国もあります。キッチンカーはまずそういった地域を中心に広がっていきました。

屋台と並んでキッチンカーが根づくアジア

アジアには古くから屋台文化があり、人々の暮らしを支えてきました。
昼から晩まで営業しているところが多く、簡易テーブルと椅子で食事できる屋台もあります。「すぐに料理が出てくる」「コスパがいい」といったメリットが、キッチンカー(移動販売)と似ています。そのため、キッチンカーは屋台文化にすんなりとなじんでいきました。

屋台は開業資金があまりかからず、それほど難しい調理技術やキッチン設備を必要としないため、店舗型の前に挑戦する人が多いようです。この点もキッチンカーと共通しています。

流行が反映されたキッチンカー人気の高いアメリカ

アメリカでは、キッチンカー(移動販売)は19世紀ごろからある業態です。
キッチンカーは、屋台文化が栄えている地域のほかに「移民が多い国で広がる」という特徴もあります。他国へ渡った移民が、故郷の味をキッチンカーで伝えるためです。

アメリカでは現在、台湾料理のキッチンカーが人気です。
また、グルメ志向のための高級食材ハンバーガーや、オーガニック食材中心、動物性たんぱく質を摂らないヴィーガンのための料理など、コンセプトをはっきりと絞ったキッチンカーも人気があります。食事における世界的な流行がスピーディーにキッチンカーにも反映されやすいと言えるでしょう。

国ごとにキッチンカー人気の差が大きいヨーロッパ

コーヒーブレイクの習慣があるヨーロッパは、カフェのキッチンカー(移動販売)の人気がとても高い地域です。地元の郷土料理だけでなく、移民の故郷の味も人気です。

イギリスでは、軽食中心に幅広いメニューが揃っています
それ以外にも、メキシコ料理であるタコスやブリトー、ベトナム風サンドイッチのバインミーなど、移民の料理の中でも手軽に食べられるメニューが好評です。

フランスでは、市場などを中心に、ハンバーガーやタコスなどの軽食メニューが人気です。フランスでキッチンカーを営業するためには、地元警察機関など4つの機関に届け出が必要ですが、それでも開業する人は年々増えています。

ベルギーは、毎年5月にブリュッセルでヨーロッパ最大のキッチンカーフェスティバルが開催されるほどの盛り上がりを見せています。郷土料理であるフライドポテトのキッチンカーが、昔から親しまれてきたからでしょう。

一方、イタリアでは2014年にようやく初のキッチンカーフェスティバルが開催されました。本格的な盛り上がりはこれからのようです。

海外のキッチンカー 人気の食ジャンル4選

海外のキッチンカー(移動販売)で特に人気のある4つの食ジャンルを紹介します。
人気メニューや営業形態は、国や地域ごとにそれぞれ異なります。ですが、一方でやはり全世界で親しまれているメニューもあります。

(1)片手で食べられる軽食やファストフード

日本人がキッチンカー(移動販売)を利用する理由には、必ず「待たなくてもすぐにできたてが食べられる」が上位に入ります。海外でも同じです。

「片手で食べられる・食べ歩きできる・ある程度は空腹が満たされる」軽食メニューはどの国でも人気があります。具体的には、サンドイッチ、ホットドッグ、ハンバーガー、パン類、スイーツなどです。
また、地域特有のスパイスで味つけされたサンドイッチやハンバーガーは、どこの国でも人気があります。

(2)地元民にも観光客にも人気のソウルフード

その地域の郷土料理(ソウルフード)は、キッチンカー(移動販売)が扱う定番のメニューです。

本場の食材やスパイス、調理法を用いて提供されるメニューは、レストランでは味わえないしっかりとした味が人気です。また、広場や駅などで人々の活気や雰囲気に触れられるため、観光客にも人気があります。あまり好みではない味だったとしても、旅行の最高の思い出になるでしょう。

(3)全世界で大人気!カフェスタイルのキッチンカー

日本でも人気のあるカフェスタイルのキッチンカー(移動販売)は、海外でも定番です。特に、仕事の合間にコーヒーブレイクの習慣があるアメリカやヨーロッパ、それに北欧などでとても親しまれています。

人気メニューはコーヒーなどのドリンク類、スイーツ、そして軽食です。片手で食べられる軽食とドリンクをセットで購入するお客さんがたくさんいます。

最近では、書籍も購入できるカフェスタイルのキッチンカーも登場しました。
書店の駐車場は、日本でも人気の出店場所です。コーヒーと本の相性のよさは、キッチンカーでも店舗型でも変わらないのかもしれません。

(4)海外のキッチンカー ちょっと変わった人気メニューとは

海外にも一風変わったキッチンカーがあり、流行しています。
ロブスター和牛などの高級食材オーガニック系ヴィーガン向けのメニューなど、世界の健康志向を反映したメニューが人気です。また、ニュージーランドには、スシをキッチンカーで提供している日本人女性もいます

他のキッチンカー(移動販売)よりは高額ですが、レストランよりもリーズナブルに食べられるところが人気の理由です。

まとめ:キッチンカーはブームを越えて世界中に定着している

海外のどの国でも、最初は便利さや手軽さだけが売りだったキッチンカー(移動販売)。次第に地域それぞれの発展をみせるようになります。
さらに、全世界でオンライン化が進むにつれて、ますますテイクアウトの需要が高くなりました。自宅や勤務地から近いところで、スピーディーに食べたいものをコスパよく手に入れる暮らしにシフトしているのです。

キッチンカーは一時期のブームではなく世界的にも外食産業の大きなジャンルとして進化しています。日本のように、これまで屋台もキッチンカーもなかった国にまで広まるようになりました。

キッチンカーに長い歴史のある国は、学びの宝庫です。どのようなメニューが勝ち残るのか、人気の車両、PR戦略や出店場所など、キッチンカービジネスに関する成功ポイントを幅広くチェックして、ぜひ日本での成功に役立てて下さい

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