キッチンカーをリース契約するメリット・デメリットをご紹介

キッチンカーをリース契約するメリット・デメリットをご紹介

キッチンカー(移動販売)を始めるにあたり、とても大切なのが車両準備です。車種やキッチン設備以外にも、「どのような方法で車両を準備するか」について考えなければなりません。

車両を準備するには、「購入」「リース契約」「レンタル」の3つの方法があります。この中で、いまいち違いがわかりにくいのが「リース契約」と「レンタル」ではないでしょうか

今回の記事では、この2つの共通点や違い、それぞれのメリット・デメリットを中心に取り上げていきます。
また、リース契約の相場や利用までの流れ、注意点についても解説しています。お金に関することなので、トラブルなく円滑に開業するためにもぜひ理解しておきましょう。

「業者から借りて使用する」キッチンカー

リース契約とレンタルの大きな共通点は、「契約会社から借りて使用する」という点です。

開業の初期費用を抑えるために、キッチンカーの車両を一括購入せずに始めたい人もいるでしょう。そんな人には、リース契約やレンタルでキッチンカーを借りたうえで開業するという選択肢もあります。
また、車両を所有するかどうか決めていない人の場合も、一旦リース契約やレンタルで開業してみて、その後の様子を見て自分の車両を所有するかどうか決めるという方法があります。
車両を購入することに踏ん切りがつかない人は、これらの手段を利用するのもおすすめです。

リース契約とレンタルの違いとは

リース契約とレンタルには「借りて使用する」という共通点があるものの、それ以外には多くの違いがあります。契約中に負担する費用も異なるため、契約する前にそれぞれの特徴を押さえておきましょう。

【リース契約】

仕組み   リース会社が代理購入した車両を中~長期間貸し出す
契約期間  中~長期(半年~10年)
所有権   リース会社
保守修繕  使用者
中途解約  原則不可
料金    車の価格 ✕ リース料率
契約終了時 残金を支払って買取り/再リース契約/返却

【レンタル】

仕組み   レンタル会社が所有する車両を短期間貸し出す
契約期間  短期
所有権   レンタル会社
保守修繕  レンタル会社
中途解約  
料金    一定の金額(車両費+オプション)
契約終了時 返却

基本的にリース契約は中途解約ができず、契約期間中は同じ車両を使用します。それに対して、レンタルは中途解約が可能です。不要となったら車両を返却することで、すぐに契約を終了させることができます。
保守修繕についても、レンタルの場合はレンタル会社が行いますが、リース契約の場合は使用者が行うといった違いがあります。

キッチンカー準備 リース契約のメリット4点

リース契約のメリットは、大きく4点に分けられます。

(1)開業の初期費用を抑えられる
(2)同じ車両を使用し続けられる
(3)リース料金を全額経費にでき、節税効果がある
(4)契約終了時に3つの選択肢がある

開業時はとにかく様々なことにお金がかかります。想像もしなかった費用が発生する場合もあるでしょう。そのため、初期費用を抑えられることは非常に大きなメリットです。
また、基本料金に故障時の保証や車体のラッピングまで含まれている場合は、さらに費用を節約することができます。

また、契約終了時に「残金を支払い買取り」「再リース契約」「返却」という3つの選択肢から選べることは、リース契約ならではのメリットです。
キッチンカーでの営業を続ける場合、多くのキッチンカーオーナーは買取りを選びますが、「別の車両を選べる/返却できる」という選択肢の広さは、その後の事業の方向性を考えるうえで非常に大きなメリットになるでしょう。

キッチンカー準備 リース契約のデメリット3点

リース契約はメリットが多い仕組みですが、もちろんデメリットもあります。

(1)多くの場合は中途解約できない
(2)リース期間が長くなるほど、総支払額が高額になる
(3)審査期間が3週間〜1ヶ月ほどかかる

リース契約は、中途解約できないことがほとんどです。どうしても契約期間の途中で解約したい場合には、残りのリース料金を一括で支払う方法が一般的です。
また、初期費用や月々の支払額が抑えられる一方、長期的な契約となると、一括購入に比べて総支払額が高額になってしまう可能性があります。
さらに、リース契約を結ぶための審査があり、結果が出るまでに約3週間程度かかります。もちろん結果が出るまではキッチンカーを営業することはできないため、購入やレンタルをする場合に比べて、走り出しが遅くなってしまう可能性があります。
また、審査の結果次第ではリース契約を利用できない場合もあります。その場合は改めてリース会社を探すか、その他の選択肢を選ぶことになります。

レンタルのメリット・デメリット

レンタルの場合、メリットはイベントや週末のみといった短期間の出店にとても適しているということです。本格的に開業する前に、2〜3ヶ月間ほど実際に試しておきたい人にもおすすめです。

デメリットは、使用期間が1年を越えると、中古キッチンカーの購入よりも総支払額が高くなってしまうことです。また、レンタル会社によって契約内容が異なるため、内訳をよく確認した上で契約する必要があります。

リース契約を利用するには

実際にリース契約を利用するにはどうすればいいのか、支払い額のイメージや利用の流れ、そして注意点についてご紹介します。

キッチンカーのリース契約 相場は?

キッチンカー用の車両をリース契約する場合の相場は、おおよそ下記のようになっています。しかし、リース会社や車種、キッチン設備や内外装といったオプションによって大きく変わるため、あくまで参考程度にして下さい。

初期費用  0円〜200万円程度(リース会社によって異なる)
車両代   約5万~/月
車両保険料 約1万5千円~

リース契約 申し込み~リース期間満了までの流れ

リース契約を申し込み、期間満了するまでの流れはおよそ下記の通りです。

(1)利用者:リース会社に対して申込書を提出。

(2)リース会社:申込者(利用者)を審査し、結果を回答。

(3)(承認の場合)リース会社:利用者とリース契約を結び、キッチンカーの専門業者に車両発注。

(4)利用者:キッチンカーの納車後すぐ使用可能。リース料金の支払い開始。

(5)(リース期間満了)利用者:買取り・再リース契約・契約終了の3つから選ぶ。

リース契約の注意点とは

リース契約の注意点は、「審査に通らなければ利用できない」ことです。申し込み後にリース会社の審査がありますが、「否認」「再審査」となった場合は契約できません。

また、申し込みから審査結果が出るまでには約3〜4週間ほどかかるため、余裕を持って申し込んでおくことが重要です。

キッチン部分だけ製作してお得に開業する

リース契約と購入は、最終的に自分で車両を所有できるという点で共通する方法です。また、分割での支払いができ、初期費用を抑えられる点も共通したメリットです。
どちらを選ぶかについては、「現在所有している車両を使用するか(ベースにするか)」を観点に考えるのがおすすめです。

キッチンカー(移動販売)を始める際に、所有している軽バンや軽トラックを使おうと考えている人もいるでしょう。この場合、キッチン部分の製作や改造のみをキッチンカー専門業者に依頼することができます。そのため、このような人の場合にはリースを利用することのメリットは少なくなるでしょう。

一方、車両本体から準備する場合は、リース契約と購入、どちらを選んでもよいでしょう。初期費用をなるべく抑えたい場合にはリース契約、早く「自分のキッチンカー」が欲しいという場合には購入といったように、自分の経済状況や求めるイメージによって選んであげると、後悔が少なくなるでしょう。

まとめ:「満了時の選択肢を残しておきたい」ならリース契約も

「業者から借りて使用する」という点で似ているリース契約とレンタルですが、細かく比較すると違いがたくさんあります。

リース契約は、期間満了時に「買取り」「再リース契約」「返却」と選択肢の幅が広いことが大きなメリットです。長く使用した車両は、愛着が湧き、手放したくないオーナーも多いでしょう。そんな場合は「買取り」を選択することで、リース車を自分の車とすることができます。
一方、実際に使ってみて「提供メニューに合っていない」「別の車両に変えたい」と感じる場合もあります。そのようなときは、リース期間満了とともに「返却」をし、その後で別の車両を再度リース契約するか、他の選択肢を取るか、自由に決めることが可能です。

ビジネスモデルの移り変わりが非常に早い現代、中長期リースの満了時にどうなっているか予測を立てるのは難しいものです。外食メニューの流行がすっかり変わっている可能性もあるでしょう。
このような時代に、「未来における選択肢の多さ」は大きなメリットになります。キッチンカーでの事業を計画している人は、ぜひリース契約による車両準備についても考えてみてはいかがでしょうか。

記事を呼んだ結果、「やっぱりリース契約ではなく購入の方がいい!」と感じた人は、ぜひフジカーズジャパンにお任せください。弊社ではキッチンカーの製作・販売・整備についてだけでなく、キッチンカーの開業に関するご相談も受け付けております。キッチンカーの製作・購入をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

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