名古屋キッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請
名古屋キッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請
公開日:2022年8月26日愛知県名古屋市は、日本で4番目に人口が多い都市で、ビジネス街、住宅街、大学、観光スポットとさまざまな場所が揃うエリアでもあります。
それでは、「キッチンカー(移動販売)」を開業する人にとって、名古屋は向いているのでしょうか。
結論から言うと、とてもおすすめのエリアと言えます。名古屋はキッチンカーが出店できる場所やイベントが多く、地元の人だけではなく、日本全国や海外からもたくさんの観光客が訪れるエリアです。
また、市がスタートアップ企業に交付している補助金もあるので、開業するには良い条件が揃っています。
本記事では、名古屋にキッチンカーを出店するメリット、おすすめの出店場所、スタートアップの補助金などについて詳しく解説しています。名古屋でキッチンカーを開業したい人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
名古屋でキッチンカー開業!おすすめの出店エリア4選
名古屋は、全国で四番目に人口が多いエリアです。ビジネス街や住宅街、大学やイベント会場などさまざまな場所がすべて揃っており、全国から観光客が集まってきます。
また、美味しいものを食べるのが好きな人が多く、これまでにも手羽先や小倉トーストなど、名古屋で生まれて全国に広がった人気ご当地メニューがたくさんあります。「名古屋観光といえばグルメ」という観光客も多いので、食のビジネスが定着しやすいエリアです。
一風変わったメニューでも受け入れられやすいので、創作料理や海外の料理でキッチンカー(移動販売)を開業したい人にもおすすめです。
ですが、低価格で美味しいグルメが豊富な分、お客さんたちはある程度舌が肥えており、競合もかなり多いので、他エリアに比べて差別化がより重要になります。
それでは、名古屋ではどのような場所やイベントが出店場所として人気があるのか、ジャンルごとに四つに分けて紹介していきます。
オフィス街〈丸の内、名古屋、栄など〉
名古屋でキッチンカー(移動販売)を開業するなら、安定した収入を得られる平日のビジネス街にはぜひ出店したいものです。
大都市・名古屋には大きく分けて四ヶ所のビジネス街があります。特徴と客層が少しずつ異なるので、自分のキッチンカーと相性のよいエリアを選びましょう。
・丸の内
丸の内は、名古屋最大のビジネス街です。大企業のオフィスビルが多く、ランチタイムには大勢の集客が見込めます。名古屋高速都心環状線を越えると、県庁や税務署、警察署といった官公庁の建物がたくさん建っているのも特徴です。
・名古屋駅周辺
名古屋駅周辺は東側と西側それぞれオフィス街があります。東側は規模が大きい企業が多く、西側は中小規模の企業が中心です。いずれの場所にもビジネスマンのランチタイム需要はあるので、おすすめです。
・伏見
伏見は、証券・金融系の企業が集まっている古参のビジネス街です。ですが、近年では大型のオフィスビルが次々と竣工しているので、今後も企業やそこに勤務するビジネスマンの数はさらに増えるでしょう。それらの新しいエリアを中心に出店したい場所です。
・栄
大型の商業施設が多いため、ショッピングしたい人がたくさん訪れるエリアです。利用客だけではなく、平日のランチタイムに利用する従業員をターゲットにすると安定した収入を得られるでしょう。
大学キャンパス〈愛知学院大、名古屋経済大など〉
近年では、ランチタイムにキャンパス内の店が混雑してしまわないように、キッチンカー(移動販売)を日替わりで呼んでいる大学がたくさんあります。テイクアウトなら換気の心配もいらないため、一石二鳥です。
これまでに出店実績がある大学は、愛知学院大学、名古屋経済大学、愛知大学、南山大学などです。
キッチンカーは学生だけでなく講師などの従業員も利用するので、ボリュームのある丼ものやクレープなどのカフェメニューが特に人気です。最近ではオープンキャンパス時の出店も増えており、今後もチャンスは増えていくでしょう。
観光スポット〈名古屋城、名古屋港水族館など〉
名古屋城や熱田神宮といった歴史を感じられる建築物から、名古屋港水族館や東山動植物園などの科学を楽しめるものまで、名古屋には幅広い魅力を持つ観光スポットが数多くあります。
名古屋は、戦国武将にゆかりのある観光スポットや、国宝を保管している場所などがたくさんあるため、外国人観光客にも人気があります。観光スポットのすぐ近くは出店が難しくても、最寄り駅の駐車場などで募集していることもあります。ぜひ細かいところまでチェックしてみて下さい。
SOCIAL CASTLE MARKET〈イベント〉
「SOCIAL CASTLE MARKET」は、名古屋テレビ塔が「アナログ放送の電波塔」という役割を終えた2011年に、新たな社交場をつくるために立ち上げられました。出店者とお客さんたちが、実際に顔を合わせて楽しむために活動しています。
その一環として、毎年10月ごろに名古屋城で開催される大規模イベントがあります。2021年には約240店が出店し、キッチンカー(移動販売)も数多く参加しました。音楽ステージもあり、合計二日間で約25,000人が訪れる大盛況となりました。
それ以外にも、春秋には栄オアシス21で約60店舗が集うイベントなども開催しています。
いずれも基本的には週末開催なので、イベントに出店を希望している人はぜひチェックしてみて下さい。
名古屋でキッチンカー開業 利用できる補助金はある?
名古屋市では、中小企業が新たな取り組みに挑戦できるよう「スタートアップ企業支援補助金」を設けています。スタートアップ時には多くの開業資金が必要ですが、その経費の一部を助成することで、中小企業が開業しやすくなるよう支援しています。
令和4年度にも、4月〜5月に第1期募集、7月〜8月に第2期募集を行っています。補助率等はいずれも補助対象経費の3分の1で、補助限度額100万円です。
補助対象者は、下記のいずれかです。
・名古屋市内で新たに創業する(新規創業者)
・名古屋市内に本社等を有する創業後5年以内の中小企業者で、新しい取り組みにチャレンジする
また、それ以外にも条件があり、個人事業の場合は名古屋市民のみが対象です。
補助対象経費は、人件費や広報費のほかに「設備費」もあります。業務用車両の欄にキッチンカーもあるので、ぜひ確認してみて下さい。
参考:令和4年度名古屋市スタートアップ企業支援補助金
名古屋でキッチンカー開業 必要な資格・許可は?
名古屋でキッチンカー(移動販売)を開業する場合、必要になる資格・許可は「飲食店営業許可(営業許可)」と「食品衛生責任者」の二種類です。これは全国どこでも同じです。
ですが、営業許可はその合格基準が保健所によって異なります。そのため、出店場所を管轄している保健所に、設備の個数やサイズなどについて詳しく確認しておきましょう。保健所の基準は、地方よりも都市部のほうが厳しい傾向があるため、名古屋に出店する人はその点にも気をつけて下さい。
まとめ:人口、出店場所、補助金が揃った名古屋はキッチンカーにおすすめ
名古屋は、全国でも有数の大都市であり、さまざまな街や施設がバランスよく揃っています。広範囲のビジネス街と住宅街、歴史的建造物やスタジアムなども多いため、観光地としての認知度も高く、国内外からもたくさんの旅行客が訪れます。名物グルメを目的にしている人も多いので、特にキッチンカー(移動販売)におすすめのエリアです。
名古屋は平日のランチタイムと週末のイベントどちらも出店場所が多いところも、キッチンカーでの開業に適しています。また、スタートアップ企業支援補助金も設けられているので、ぜひ定期的に名古屋の公式ホームページを確認しておきましょう。
- 前の記事:
- « 神戸キッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請
- 次の記事:
- 福岡キッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請 »
- お役立ちコラム カテゴリー一覧※左右にスクロール可能
- おしゃれなキッチンカー
- キッチンカーのメニュー
- キッチンカーのレンタル
- キッチンカーの売却
- キッチンカーの維持費
- キッチンカーの装備・設備
- キッチンカーの起業
- キッチンカーの車両タイプ
- キッチンカーの開業
- キッチンカーの集客
- 中古キッチンカー
- 出店場所
- 各種手続き
- 新車キッチンカー
- 補助金・助成金
- 車両製作
- 食中毒対策
- お役立ちコラム タグ一覧※左右にスクロール可能
- SNS
- アルコール
- オークション
- キッチンカーの歴史
- コスト
- デザイン
- デメリット
- トラック
- トレーラー
- マッチングサービス
- メリット
- リース
- レンタル
- 中古
- 中四国
- 九州
- 京都
- 人気のメニュー
- 仕入れ
- 儲かるポイント
- 兵庫
- 出店場所
- 出店者登録
- 助成制度
- 助成金
- 千葉
- 収入
- 名古屋
- 売却
- 大阪
- 季節のメニュー
- 広告宣伝
- 広島
- 必要書類
- 必要資金
- 愛知
- 探し方
- 改造
- 新車
- 普通自動車
- 東京
- 東海
- 沖縄
- 海外のトレンド
- 準備
- 熊本
- 神戸
- 福岡
- 衛生管理
- 装備
- 許可申請
- 費用相場
- 資金計画
- 車両タイプ
- 車検・メンテナンス
- 軽トラック
- 軽ワンボックス
- 運営費用
- 運転免許
- 閉業
- 関東
- 関西
- 集客