無料査定フォームはこちら

京都府のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や利用できる補助金まで解説

京都府のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や利用できる補助金まで解説

京都府は日本有数の観光地であり、大学や駅前、商業施設なども豊富です。キッチンカーを利用して飲食店を開店する場所としては適しています。
良い出店場所を確保できたり、固定客をつかむことができれば安定した売り上げが確保できるでしょう。

その一方で京都市とそれ以外の自治体では集客率などが異なるので、出店場所を考える必要もあります。

本記事では、京都府でキッチンカーを用いて飲食店を開業する方法や、出店場所、利用できる補助金等を解説します。
京都府でキッチンカーを利用した飲食店の開業を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

京都府のキッチンカー事情

始めに、京都府でキッチンカーが出店できる場所やイベント、キッチンカーでの出店を手助けしてくれる団体などを紹介します。
京都は日本有数の観光地であり、1年を通して世界中からたくさんの観光客が訪れます
また、大学や専門学校、商業施設も多くイベントも豊富です。
京都市内であれば、出店場所に困ることはないでしょう。
その一方で、ライバルが多い、京都市と京都市以外では出店事情が異なるなど注意点もあります。

京都府で常時キッチンカーが出店できる場所

京都府では、以下のような場所にキッチンカーが常時出店しています。

  • 商業施設:ショッピングモール・パチンコ店など
  • 観光施設:美術館や体験施設・公園など
  • 学校:大学や専門学校
  • 公共施設:駅前・市役所前など
  • 各種イベント

京都府は、大学や商業施設、公共施設などキッチンカーを出店する場所がたくさんあります
また、イベントも1年を通して行われるので出店場所がなくて困ることはないでしょう。
その一方で、京都市内にある寺社仏閣は敷地内でのキッチンカー出店を許可していないところも多いです。
出店を許可してもイベントだけといったケースもあります。
さらに、京都市内は景観に関する条例が多数設けられており、キッチンカーの車体や看板の色やデザインを決める際も注意が必要です。

京都市内の出店ならば大学も狙い目

京都市内には、京都大学をはじめ大学がたくさんあります
平日に定期的に出店できる場所を探しているならば、大学や専門学校も検討してみましょう。
大学の中には校舎が重要文化財に指定されており、観光名所になっているところもあります。
学生はもちろんのこと、観光客の集客も見込めます。
ただし、大学は長期休みが複数回あるので、その間の出店場所を確保しておくことも大切です。

京都市外ならば商業施設に出店しやすい

京都市外でキッチンカーを利用した飲食店を開業したい場合は、スーパーやパチンコ店などの商業施設に出店しやすい傾向があります。
京都市以外の市町村は京都市ほど観光客の集客は見込めませんが、その分住んでいる方の集客が見込めます。
出店場所や需要に合わせた料理を提供できれば、安定した売り上げが望めるでしょう。

京都府でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体

京都府でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体京都府でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体は複数あります。カバーしている範囲が団体により異なるので、出店場所をカバーしている団体を探してみてください。

上記の団体は、キッチンカーで飲食店を開業したい方の相談から対応してくれるので、スムーズにキッチンカーで飲食店を出したい方は利用してみましょう。また、モビマルなどキッチンカーの出店できる場所を探せるサイトもチェックしてみてください。

このほか、自治体が公式サイトでキッチンカーを募集しているところもあります。
サポート団体に所属しつつ、自分でもオンラインで出店場所を探せば、短時間で良い出店場所が見つけられやすいでしょう。

京都府でキッチンカーを出店する流れと注意点

京都府でキッチンカーを使って飲食店をオープンする基本的な流れは以下のとおりです。

  • キッチンカーを用意する
  • 食品衛生責任者の資格を取得する
  • 最寄りの保健所に申請書を提出する
  • キッチンカーの施設調査を受ける
  • 許可を受け取る
  • キッチンカーの出店場所を探しつつメニューを決める

なお、京都府では1ヵ所の保健所に営業許可を受ければ京都府全体でキッチンカーでの飲食店経営が可能です。営業許可を受け付けてくれる保健所は京都府の該当サイトを確認してください。また、京都府は「ビジネスしやすい関西」に向けて、大阪や和歌山、兵庫、奈良などとキッチンカーの基準を統一化しています。
ですから、京都府で営業許可を得られた場合、大阪や和歌山でもスムーズに営業許可が得られるでしょう。

食品衛生責任者の資格は講習を受ければ取得できます。申請から許可までにかかる時間は約2週間前後です。開店予定日の1か月前を目安に申請を行うと、余裕をもって開店準備ができるでしょう。

キッチンカーを準備する際の注意点

キッチンカーは、給水・排水タンクの量で行える調理工程が以下のように異なります。

  • 40L以上:熱を加える等1工程のみの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 80L以上:加熱と盛り付けのような2工程までの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 200L以上:制限はあるものの、2工程以上のいわゆる仕込み調理がキッチンカー内で可能になり提供できるメニューも増える、通常の食器が使用できる

キッチンカーの給水・排水タンクの量と行える調理の内容は全国共通です。
キッチンカーで飲食物を提供する場合は、最低でも80L以上の給水・排水タンクを備えたものを用意するのがおすすめです。
また、キッチンカー内では包丁は認められない場合があるので必要なメニューを提供する場合はレンタルキッチンを借りるなどの対処が必要になります。
家庭用のキッチンでは営業許可が下りないので注意しましょう。

キッチンカーの準備方法

キッチンカーで飲食店を開業する場合、以下のような方法があります。

  • 新車でキッチンカーを購入する
  • 中古でキッチンカーを購入する
  • キッチンカーをレンタルする

新車でキッチンカーを準備すればオーナー好みにカスタムできる一方で、まとまった費用がかかります。
中古のキッチンカーは購入費用を抑えられますが、販売店によっては壊れている設備をそのままで販売するところもある為、ご納車前にしっかり点検修理してからご納車になるか確認が必須になります。
それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで検討してください

京都府でキッチンカーを出店する際に利用できる補助金

京都府では2026年1月まで「中小企業省力化・生産性向上設備投資支援補助金」の申請を受け付けています。この補助金は、設備投資・生産性向上・業務効率化・省力化・省人化を目的に、100万~500万円の資金を補助してもらえます。
キッチンカーにも利用できる可能性があるので、興味がある方は問い合わせてみてください。

一方、国が行っている補助金に「ものづくり補助金」があります。ものづくり補助金は、革新的な新製品・新サービス開発に取り組んでいる企業を対象にした補助金です。
中小企業のほか、個人事業主も利用できます。キッチンカーで飲食店を開業し、地域活性化に貢献したり、地域の特産品を利用して新しいメニューを考案したりすると対象になる可能性があるでしょう。

キッチンカーを出店する費用を集めたい場合は、金融機関からの融資なども検討してみてください。

まとめ

京都府は常時キッチンカーが出店できる場所が複数ある都市です。イベントも多いので、常時出店、イベント出店などさまざまな形態で飲食店が経営できます。
その一方で、ライバルが多いなどのデメリットがあるので、しっかりと出店計画を立て、サポートしてくれる団体などにも相談してみるのがおすすめです。

日本最大級の在庫数を誇るフジカーズジャパンでは、200台以上のキッチンカー・移動販売車を展示しています。
設計から製造まで国内一貫体制で、製作経験も豊富なため、お客様のご要望に合わせた最適な一台をご提案できます。
キッチンカーでの料理店経営に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

キッチンカーの新車・中古車の販売、製作はもちろん、キッチンカーの買取や開業支援も行っています。

お役立ちコラム一覧へ戻る