岡山県のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や役立つ団体まで解説
岡山県のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や役立つ団体まで解説
公開日:2025年11月17日岡山県は後楽園・岡山城・倉敷美観地区など県外はもちろんのこと、海外からの観光客も多く訪れる観光地が複数ある県です。
また、イベントも定期的に行われており、出店を歓迎する公共施設や商業施設も豊富です。
キッチンカーを利用して飲食店を開業したい方にとってはおすすめの県と言えるでしょう。
本記事では、岡山県でキッチンカーを用いて飲食店を開業する方法や、出店場所、相談ができる団体を解説します。
岡山県でキッチンカーを利用した飲食店の開業を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
岡山県のキッチンカー出店事情
ここでは、岡山県でキッチンカーが出店できる場所やイベント、キッチンカーで飲食店を開業したい場合に相談にのってくれる団体などをご紹介します。
岡山は、後楽園や倉敷美観地区など、国内外からたくさんの観光客が訪れる場所が豊富です。
また、大学や専門学校、商業施設など常時キッチンカーが出店できる場所や、1日で多くの売り上げが期待できるイベントも豊富です。
岡山県でキッチンカーによる飲食店開業を検討している方は、まずは出店できる場所や特徴を把握しましょう。
岡山県で常時キッチンカーが出店できる場所
岡山県では、以下のような場所にキッチンカーが常時出店しています。
- 商業施設:ショッピングモール・ドラッグストアの駐車場など
- 観光施設:岡山城・倉敷美観地区・後楽園など
- 学校:岡山大学・専門学校
- 公共施設:駅前・大き目の公園・役所前など
- 各種イベント・歩行者天国
岡山県は観光地以外にも、地元の方が多く利用する商業施設や公共施設、学校など多くの出店場所があります。
出店場所を決める際は、客層を事前に把握しておくと売り上げが軌道に乗りやすい傾向があります。
ターゲットを考えて出店することが大切
岡山県には、「えびめし」や「津山ホルモンうどん」などたくさんのご当地B級グルメがあります。
観光客をターゲットにするならば、岡山のB級グルメを提供すれば安定した売り上げが期待できます。
多少単価が高くても、ご当地グルメを味わいたい観光客は多いはずです。
一方、地元の方をメインターゲットにするならば、ご当地グルメより焼き鳥やから揚げなど、スタンダードなもののほうが売り上げが望めるものもあるでしょう。
キッチンカーはさまざまな場所に出店できる点が大きなメリットです。その一方で、出店場所によって人気のあるメニューが異なる可能性も高いので、事前調査が必要です。
出店する時間も重要
キッチンカーの出店時間も重要です。
出店場所によっては、朝早い時間から売り上げが望めるが夕方は17時には客足が途絶える場所と、夜遅くまで一定の売り上げが望める場所があります。
夜まで出店すると照明などの電気代がかかりますが、ライバルが少なくなるメリットもあるでしょう。
提供するメニューも昼間向きのものと、焼き鳥など夜でも売り上げが望めるものがあります。
出店場所によってにぎわう時間が異なるので、注意が必要です。
岡山県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体
岡山県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体は以下のような者が挙げられます。団体を頼ると、出店の相談から、資金援助の相談、出店場所の斡旋などいろいろなメリットがあります。
また、モビマルなどキッチンカーの出店できる場所を探せるサイトもチェックしてみてください。自力で探すより効率よく出店場所を探せます。
このほか、自治体が公式サイトでキッチンカーを募集しているところもあります。
岡山県でキッチンカーを出店する流れと注意点
岡山県でキッチンカーを使って飲食店をオープンする基本的な流れは以下のとおりです。
- キッチンカーを用意する
- 食品衛生責任者の資格を取得する
- 最寄りの保健所に申請書を提出する
- キッチンカーの施設調査を受ける
- 許可を受け取る
なお、岡山県では1ヵ所の保健所に営業許可を受ければ岡山県全体でキッチンカーでの飲食店経営が可能です。岡山市の場合は、以下の書類をもって申請に行きましょう。
- 設備一式:申請時に検査を行う
- 申請手数料:17,000円
- 施設内の図面
- 自動車登録番号
- 食品衛生責任者の資格を証するもの
また、岡山県では、キッチンカーとキッチンカー以外の車で飲食物を提供する場合と、2種類の許可があります。
キッチンカーとは、給水・廃水タンクを備えキッチン内で調理ができる自動車です。一方、一般的な自動車とテントでも、工程が簡易で提供直前に加熱するものやアイスクリーム、ソフトクリーム、かき氷などは提供が可能です。
例えば、地域の夏祭りで車にかき氷機を積んで商売したい場合などは、キッチンカーを準備する必要はありません。ただし、車内で「調理」がしたい場合はキッチンカーが必要です。
この違いを把握しておきましょう。
食品衛生責任者の資格は講習を受ければ取得できます。申請から許可までにかかる時間は約2週間前後です。開店予定日の1か月前を目安に申請を行うと、余裕をもって開店準備ができるでしょう。
キッチンカーを準備する際の注意点
キッチンカーは、給水・排水タンクの量で行える調理工程が以下のように異なります。
- 40L以上:熱を加える等1工程のみの調理が可能、食器は使い捨てのみ
- 80L以上:加熱と盛り付けのような2工程までの調理が可能、食器は使い捨てのみ
- 200L以上:制限はあるものの、2工程以上のいわゆる仕込み調理がキッチンカー内で可能になり提供できるメニューも増える、通常の食器が使用できる
キッチンカーの給水・排水タンクの量と行える調理の内容は全国共通です。
キッチンカーで飲食物を提供する場合は、最低でも80L以上の給水・排水タンクを備えたものを用意するのがおすすめです。
給水量が多いキッチンカーであれば、メニューの変更も容易です。
キッチンカーの準備方法
キッチンカーで飲食店を開業する場合、以下のような方法があります。
- 新車でキッチンカーを購入する
- 中古でキッチンカーを購入する
- キッチンカーをレンタルする
新車でキッチンカーを準備すればオーナー好みにカスタムできる一方で、購入金額が高くなります。一方、中古のキッチンカーは購入費用を抑えられますが、設備や車体の寿命が短く、提供するメニューによっては使いにくい場合もあるでしょう。
また、中古車の場合、故障設備を現状販売する販売店では納車後すぐキッチンカーを使用できない可能性があるので購入する際には注意が必要です。
中古車と新車、両方のメリット・デメリットを把握したうえで検討してください。
なお、キッチンカーの使い心地を試したい方や、イベントにのみ参加したい場合は割高にはなりますがレンタルのキッチンカーからスタートする方法もあります。
岡山でキッチンカーを出店する際に利用できる補助金
2025年11月現在、岡山県が募集している補助金はありません。しかし、2026年度以降に新しい補助金が作られる可能性はあります。気になる方は県のHPなどをチェックしてみてください。
一方、国が行っている補助金に「ものづくり補助金」があります。ものづくり補助金は、革新的な新製品・新サービス開発に取り組んでいる企業を対象にした補助金です。
中小企業のほか、個人事業主も利用できます。キッチンカーで飲食店を開業し、地域活性化に貢献したり、地域の特産品を利用して新しいメニューを考案したりすると対象になる可能性があるでしょう。
キッチンカーを出店する費用を集めたい場合は、金融機関からの融資なども検討してみてください。
まとめ
岡山県は観光地、商業設備、学校、イベントなどさまざまな出店場所がある県です。それぞれ客層が違うので、岡山県のB級グルメから幅広い年齢に受け入れられる料理までいろいろな商品を提供できます。
出店をサポートしてくれる団体とも相談して、出店場所を決めれば安定した売り上げが期待できます。
日本最大級の在庫数を誇るフジカーズジャパンでは、200台以上のキッチンカー・移動販売車を展示しています。
設計から製造まで国内一貫体制で、製作経験も豊富なため、お客様のご要望に合わせた最適な一台をご提案できます。
キッチンカーでの料理店経営に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
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