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キッチンカーで「餃子」は儲かる?開業前に知りたいメリット・デメリットと成功の秘訣

キッチンカーで「餃子」は儲かる?開業前に知りたいメリット・デメリットと成功の秘訣

餃子は幅広い年代に人気があり、おつまみや軽食、食事と幅広いシーンで利用できるメニューです。「キッチンカーで販売するメインメニューを餃子にしたい」と考えているオーナーも多いことでしょう。

本記事では、キッチンカーで餃子を販売するメリット・デメリット、開業までの手順を紹介します。

キッチンカーで餃子を販売するメリット5つ

はじめに、キッチンカーで餃子を販売するメリットを5つ紹介します。他のメニューと比べてどのような点で優れているのか、利益率だけでなく提供のしやすさなども解説するので、参考にしてください。

需要がある地域や年代が幅広い

餃子は、ランチ、夕食、軽食と幅広いシーンで活用できるメニューです。そのため、イベントはもちろんのこと、ランチどきのオフィス街、商業施設の駐車場、住宅街などどこに出店しても一定の売り上げが望めます。
また、「餃子フェスタ」など餃子に特化したイベントも定期的に開催されており、イベントに出店する機会も他のメニューをメインとしているキッチンカーより多い傾向があります。

原価を抑えつつ種類を増やせる

餃子の基本的な材料は、皮(小麦)・キャベツ(白菜)・豚肉・しょうが・ネギなどです。どの材料も1年を通して手に入りやすく、しかも仕入れ先が豊富です。原材料が急に高騰する恐れも低いでしょう。

また、餃子は中身を変えれば作り方を変えずにアレンジが可能です。そのため、原価を抑えつつ新しいメニューを提供できます。季節によってメインとなる餃子メニューを変えれば売り上げもアップさせやすいでしょう。

一度にたくさんの量を調理できる

餃子は、一度にたくさんの量を調理できるのも大きなメリットです。キッチンカーは原則としてテイクアウトなので、提供時間をできるだけ短くするのがポイントです。

餃子は、大きな鉄板があれば一度にたくさんの量を調理できます。スープ餃子、水餃子も大きな鍋があれば同じようにたくさんの量を調理できるでしょう。大きなイベントに参加する場合や、売れる時間が限られているオフィス街でも、スムーズに提供できるのは強みとなります。

生餃子の提供もできてロスが少ない

餃子は冷凍して保存できるため、売れ残りのロスが出にくいのも大きなメリットです。また、焼き餃子やスープ餃子とあわせて、生餃子のテイクアウト販売も行えるため、販売スタイルに幅が出ます

メニューを増やしやすい

餃子をキッチンカーで販売する場合、餃子だけを売る方法と、餃子と別のメニューを合わせて売る方法の2種類があります。
餃子は鉄板や鍋があれば提供できます。排水量が多く調理スペースが広いところならば、複数メニューの提供もできるでしょう。また、大人が多く集まるイベントならば、餃子とビールの組み合わせも売り上げがアップしやすいメニューです。

キッチンカーで餃子を販売するデメリット3つ

キッチンカーで餃子を販売するデメリット3つここでは、キッチンカーで餃子を販売するデメリットや注意点を3つ紹介します。メリットだけでなくデメリットも把握できれば、メニューを選択する際の判断が付きやすくなるでしょう。

ライバルが多い

餃子はキッチンカーで販売しやすいメニューのため、メインメニューとして選択するオーナーがたくさんいます。さらに、餃子を食べる手段はキッチンカーだけでなく町の中華料理店やスーパー、無人販売でもすぐに食べられる餃子が販売されています。
地域によっては特色ある餃子をメインメニューにするか、価格で差をつけるかしないと売り上げが伸びにくい場合もあるでしょう。

出店場所の周囲にある飲食店や同じ場所に出店するキッチンカーのメニューをチェックし、餃子が多い場合は差別化を考える必要があります。

仕込み場所を別途用意する必要がある

餃子を一から手作りする場合、仕込み場所が必要です。
飲食物を手作りして販売する場合、保健所に「仕込み場所」の届け出が必要になります。仕込み場所は、家庭のキッチンでは認められません。地域によってはキッチンカーを「仕込み場所」として認めてくれるところもありますが、キッチンカー不可の地域もあります。

まずはキッチンカーを仕込み場所として認めてくれるか営業許可を申請する保健所に確認を取りましょう。キッチンカーを仕込み場所として認められない場合は、仕込み場所を確保する必要があります。レンタルキッチンを利用する、知り合いの店を借りるなど工夫しましょう。

天候によって売り上げが大きく変わる

キッチンカー全般に共通する課題ですが、雨天や荒天時は客足が落ちやすく、売上にも影響が出ます。イベントが中止になる可能性もあるため、天気予報を常にチェックし、仕込み量を調整するなど柔軟な対応が求められます。

可能であれば、屋根付きのスペースなど天候に左右されにくい場所への出店交渉も検討しましょう。

キッチンカーで餃子の売り上げを伸ばすポイント

ここでは、キッチンカーで餃子をメインメニューとして販売し、売り上げを伸ばすポイントを紹介します。

出店場所に合わせてメインメニューを考える

キッチンカーは、以下のような場所に出店できます。

  • イベント
  • ランチタイムオフィス街
  • 住宅街
  • 商業施設の駐車場

それぞれの出店場所で売れ筋商品は異なります
例えば、イベントでは即食べられる焼き餃子や揚げ餃子、季節によってはスープ餃子も販売すると売り上げが見込めるでしょう。一方、ランチタイムのオフィス街は餃子単品より、餃子とライスのセット、餃子をメインとしたお弁当の需要が高い傾向があります。
住宅街や商業施設の場合は、持ち帰りの焼き餃子、生餃子の需要が高い傾向があります。

出店場所を決めたら、下見をして需要を把握したうえで売り方を決めましょう

下記記事では、キッチンカーの出店場所の探し方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
キッチンカーの出店場所の探し方と選ぶときのポイントをご紹介

提供時間を考えてメインメニューを決める

キッチンカーにおいて、提供時間は重要です。例えば、提供時間が5分を過ぎるとお客様がたくさんいる場合、行列をさばききれなくなる可能性があります。オフィス街では、1~2分で提供できないとリピーターを見込めません。
また、スープ餃子は作り置きすると皮がふやけてやぶけやすくなるといったデメリットがあります。
スタッフの人数と技量を考えて短時間で提供できるメニューをメインメニューに据えましょう。

他店との差別化を図る

餃子は、メインの具材を変えると味も変わります。豚肉をエビに変えたり、にらを多くしたりすれば「エビ餃子」「にらたっぷり餃子」等の名称で販売できるでしょう。
また、宇都宮餃子、浜松餃子などご当地餃子を販売する方法もあります。

このほか、餃子と別メニューのセット販売をするなども1つの方法です。

まとめ

本記事では、餃子をキッチンカーで販売する際のメリット・デメリットを紹介しました。餃子はキッチンカーで販売しやすいメニューの1つです。調理工程も複雑ではないので、料理初心者でもうまく作りやすいのもメリットです。

その一方で、ライバルが多い、天候に売り上げが左右されるなどデメリットもあります。メリット、デメリットの両方を把握したうえで餃子をメインメニューにするのか、再度メニューを作るのかどうかなどを決めてください。

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