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夏におすすめ!キッチンカーの人気メニュー6選

夏におすすめ!キッチンカーの人気メニュー6選

2024年6月28日 更新

夏は、全国各地でフェスやお祭りといった心躍るイベントが目白押しです。キッチンカー(移動販売)が出店できるチャンスも、いつもより多くなります
一方で、猛暑のせいでお客さんが食欲不振になり、売上が下がりやすくなる季節でもあります。

そこで、キッチンカーで提供するメニューも「食欲が湧きやすいもの」を工夫する必要があります。

今回の記事では、そんな夏におすすめのメニューを合計6選紹介します。食事系4選、スイーツ2選について、おすすめのアレンジとメリット・デメリットを解説します。

特に「スパイス系」「冷たいスイーツ」のメニューを中心に取り上げているので、これらを視野に入れている人はぜひ参考にして下さいね。

キッチンカーのおすすめ夏メニュー【1】食事系

夏になると、ボリューム満点のがっつり系やごはんもののメニューは、全体的に売上が落ちやすくなります。キッチンカー(移動販売)に限らず、どこの飲食店でも同じです。

ですが、「暑い季節だからこそ食べたくなる!」というメニューももちろんあります。ここでは、そんな食事系メニュー4選を紹介します。

バリエーション豊富!一年中大人気の「カレー」

キッチンカー(移動販売)の人気メニューランキングで、常にトップ10に入る「カレー」。平日のランチタイムはもちろん、カレー限定のフェスタまで開催されるほどファンの多いメニューです。

独特の香りが食欲を増進させてくれるカレーは、夏でも売上が落ちません。特にタイやインドといった暑い地域のカレーは、どれもスパイスがよく効いており、真夏でも人気があります。
定番の欧風カレーやスープカレーも、冷製にしたり、具を夏野菜にしたりすることで、リピーターがついてくれます。

また、カレーは盛り付けに時間がかからない点もおすすめです。回転率が高く、開業時には接客に徹することができます。
デメリットは、仕込みには時間がかかるメニューが多いことと、競合が多いことです。

ピリ辛と酸味が食欲をそそる「エスニック系」

「エスニック系」は、主に東南アジアやアフリカ、中南米などの料理のことです。ピリ辛や酸味などのスパイスが程よく効いているため、近年日本でも定番になりつつあります。

主なメニューとしては、タイのガパオライスやパッタイ、インドネシアのナシゴレン、シンガポールの海南鶏飯などです。どれもキッチンカー(移動販売)で一年中人気ですが、初夏~夏にはさらにお客さんが増えるメニューでもあります。

それ以外にも、台湾の魯肉飯や台湾風からあげ(鶏排)、ベトナムのバインミーなど、気温の高い国の料理がおすすめです。
また、エスニックとは少し異なりますが、「暑い地域の料理」という意味でハワイ料理もおすすめです。ハワイ料理は、いくつか有名な料理は増えてきているものの、競合がまだ少ないこともメリットです。

夏には冷やしで!「冷やし担々麺」

今ではファミレスやコンビニなどでもすっかり定番商品となった「担々麺」。キッチンカー(移動販売)でもだんだんと人気が高まってきています。

担々麺は、夏には「冷やし」も人気です。固定店舗ではすでに毎年のように冷やし担々麺が販売されていますが、キッチンカーでは比較的まだ少なめです。

担々麺に限らず、ラーメンは非常に競合が多いことがデメリットです。専門店やチェーン店のほか、ファミレスやコンビニなどでも食べられます。
ですが、このように「冷やし」にしたり、麺の種類を選べるようにすることで、ぐんと競合と差をつけられます。

「タコス」「タコライス」にもできるタコミート

「タコス」も「タコライス」も、今ではすっかり外食の定番人気メニューになりました。特にキッチンカー(移動販売)での人気が高く、平日のランチタイムから週末のイベントまで、あらゆるところでよく見かける料理です。

タコスとタコライスは、基本的には同じ「タコミート」を使います。トルティーヤにのせればタコス、白米や玄米などにのせればタコライスになります。
メキシコや沖縄で生まれただけあり、夏でも食べやすいメニューとしておすすめです。また、キッチンカー内の限られたスペースでメニューを増やしやすいこともメリットです。

デメリットは、同業であるキッチンカーの競合が多いことです。一定の売上を確保するにはタコミートの美味しさにはかなりこだわる必要があります。
また、出店場所選びも大切になってきます。

キッチンカーのおすすめ夏メニュー【2】スイーツ系

キッチンカーのおすすめ夏メニュー スイーツ系スイーツ系の中でも夏場に圧倒的にぐんと売り上げが上がるのは、やはりひんやりとした冷たさが心地よいスイーツです。
中でも、今回紹介する「アイスクリーム系」と「かき氷」の2種類は、人気ランキングでも定番になっています。

氷菓は、近年ではアレンジ次第で夏以外にもよく食べられるようになりました。スイーツ店やカフェなどを目指している人は、ぜひ参考にして下さい。

フレーバーもバリエーションも豊富な「アイスクリーム系」

「アイスクリーム系」のスイーツには、アイスクリーム、ソフトクリーム、シャーベット、ジェラートなど、様々な種類があります。さらにフレーバーも多く、老若男女問わず利用してもらいやすいことも強みです。

メニューのアレンジもしやすく、キッチンカー車両の限られたスペースで提供することに適しています。
また、パフェやクレープ、ドリンクなどに合わせれば、メニューも価格帯も広げられます。綺麗に盛り付けされたアイス系スイーツはインスタ映えするので、SNSでも人気があります。
それ以外にも、ご当地の食材を使ったソフトクリームや、トルコアイスなど、キッチンカーならではのメニューもおすすめです。

デメリットは、温度管理を徹底する必要があることです。また、夏でも曇りや雨では売上が下がる傾向にあるので、その工夫は必要になります。

シロップとトッピングでメニューを作りやすい「かき氷」

夏の風物詩である「かき氷」は、キッチンカー(移動販売)でも大人気です。透きとおった氷とさっぱりとした爽やかな食感が、涼を感じさせてくれますよね。
氷の削り方は、昔ながらのザクザク系の氷も、最近流行の細かくフワフワした氷も、どちらも好まれています。

かき氷は、あまり厨房スペースを取らずにメニュー数を増やせることや、原価が安いこともあり、とてもキッチンカーに適しています。近年は、パフェのように豪華に果物やクリームなどを盛り付けるお店も増えてきました。

特に人気が高いシロップは、自家製、天然果汁、抹茶や黒蜜、エスプレッソやチョコレートソースなどです。トッピングは、旬の果物、アイスクリーム、ソフトクリーム、白玉、あずき、プリンなどが定番です。
ですが、定番から風変わりなものまで何でも美味しくなってしまうところも、かき氷の魅力の一つです。

定番スイーツの仲間入りをした分、競合も増えたので、よりいっそうメニューや氷にこだわる、出店場所などを検討するといった工夫は必要です。

まとめ:夏のキッチンカーメニューは「スパイスと冷たさ」が◎

キッチンカー(移動販売)で夏におすすめのメニューは、「スパイス」と「冷たさ」が肝です。

近年人気のあるエスニック系ごはんは、夏の食事系メニューを考えるよいヒントになります。ピリ辛と酸味、それに絶妙の甘辛が絡まった料理は、食欲が衰えやすい季節でもぺろりと食べられます。
特に女性に好きな人が多いので、ぜひ参考にして下さい。

また、普段は温めて提供しているメニューを「冷製・冷やし」にするアレンジもおすすめです。カレー、担々麺、うどん、ラタトゥイユ、焼き芋などは、特に人気があります。

夏は確かに出店できるイベントは増えるものの、食材管理や自身の体調など、注意点もいろいろとあります。
営業する場合はくれぐれも休憩と水分をしっかり摂り、万全の体調で臨みましょう。

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