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かわいい・おしゃれなキッチンカーの事例5選

かわいい・おしゃれなキッチンカーの事例5選

キッチンカー(移動販売)の開業準備をする際、先輩オーナーたちがかなり悩んだことの一つが「車両製作」です。
初期費用の多くを車両製作費が占めることになるので、慎重になりますよね。

また、せっかく開業するのなら、誰だってできるだけ素敵な車両で始めたいものです。

今回の記事では、かわいくおしゃれな車両を「できるだけ現実的に、リーズナブルに作るポイント」をテーマに解説します。
製作ステップと具体的な事例を5つ解説しています。また、開業後にも使えるアイディアも取り上げているので、ぜひ目を通して下さいね。

かわいくおしゃれなキッチンカーを作るための3ステップとは?

魅力的なデザインのキッチンカー車両を作るには、できるところから順番に固めてゆくことをおすすめします。
そのために大切になるのはたったの3ステップなので、ぜひ最初に押さえておきましょう。

STEP1 店のコンセプトを固める

車両デザインを考える前に、まずは「店のコンセプト(事業計画)」をしっかり固めます。
車両を自分でデザインする場合も、専門業者に依頼する場合でも、この「方向性」がはっきりしないとまとまりのないものになってしまいます。

大切なポイントは、「どんな看板メニューを」「どんな客層中心に」「どんな場所に出店するか」の3つです。

(1)国産の原材料で作ったクレープを・女性客に・大学で
(2)ボリューム満点の牛丼を・男性客に・ビジネス街で
(3)アレンジ豊富なからあげを・老若男女問わず・イベントで

この3つを決めただけでも、車体のデザインはかなり分かれます。ターゲットの客層に好まれるデザインはある程度決まっているので、そこに自分らしさをプラスしてゆきます。

コンセプトは、車両製作だけではなく、事業そのものの土台になるところなので、しっかりと納得がゆくまで考えましょう。

STEP2 コンセプトカラーを決める

「コンセプトカラー」は、車両や看板、メニュー表、POPにSNSなど、様々なところで使う色のことです。
一般的には3色前後にすることが多く、メインカラーを1色、そこにサブカラーを1~2色を加えます。

「かわいくおしゃれな」と一口に言っても、デザインや配色は数えきれないほどあり、パステルカラーやニュアンスカラー、カラフル、木目調、モノクロ、和風、異国風など様々です。
客層によって「おしゃれ」だと感じる色は異なるので、出店場所やメニューなどと照らし合わせてしっかり検討しましょう。
デザインの専門家にアドバイスをしてもらうのもおすすめです。

STEP3 それをもとに車両の「方向性」を決める

店のコンセプトとコンセプトカラーを決めたら、今度はそれをもとにして車両デザインの「方向性」を定めます

車両製作の専門業者にデザインを一から依頼する場合でも、方向性と自分の好みだけは伝える必要があります。
車両デザインを自分で行う場合は、一度店のコンセプトとデザインがちゃんと合っているかどうかを専門業者などにチェックしてもらうのもおすすめです。

かわいくおしゃれなキッチンカーを作る事例5つを紹介!

ここからは、魅力的で注目度の高いキッチンカー車両を作るための事例を応用編として紹介します。
ぜひ「参考」のURLも一緒に開きながら読んでみて下さいね。

参考:移動販売車・キッチンカー 製作事例一覧 (フジカーズジャパン)

(1)万能!白色の車体+タペストリー+メニュー表

実は、キッチンカー(移動販売)の先輩オーナーに意外と多いのが「車体色が白」の方です。事例や街中の車両などをよく見てみると、車体色がデフォルトの白のままの店がたくさんあることに気づかされます。

ですが、車両全体を、フルカラーのタペストリーや店頭幕、メニュー表などで装飾しているので、華やかでおしゃれな印象に仕上がっています。

開業当時から車体をカラーリングしたり、イラストを入れたりするのは少し難しいので、最初はこのような「デフォルトの白色+タペストリーでの装飾+メニュー表」からスタートするのがおすすめです。
また、白い車体色は廃業した場合に売りやすいメリットもあります。

白の車体色をタペストリーやメニュー表などで装飾する場合は、できるだけメニュー受渡口周辺は上から下まですべて覆うようにしましょう。
大きな一枚の布で覆うと、開業準備や後片付けなどが楽なのでおすすめです。

また、装飾物のすべてにコンセプトカラーを使うと、お客さんの印象に残りやすくなります。

(2)車体をコンセプトカラー単色で塗る

「白い車体は味気ない」という人は、店のコンセプトカラーの中から1色選び、車両全体を塗るのもおすすめです。
また、デフォルトにカラフルな車体色がたくさん揃っている車種もあります。そこからコンセプトカラーに近いものを選ぶのもよいでしょう。

(3)オブジェやバルーン看板などで立体的にアピール

キッチンカーには、置くだけで立体的にPRができる看板やオブジェなどがたくさんあります。車体色をデザインするよりも手軽なので、おすすめです。

スタンド看板
リーズナブルですが、意外と集客力があるのがスタンド看板です。女性客中心の場合は、特におすすめです。

バルーン看板(エアー看板)
膨らませたバルーン部分に、店舗名や看板メニュー、キャッチコピーなどを入れて、店頭に置きます。中に照明を入れられるもの、変形デザインが作れるものなど、業者によって様々です。

オブジェ
主に、看板メニューを巨大オブジェにして車体の上に飾ることが多いようです。遠くからでも目につくので、集客力抜群です。

(4)車体全体をイラストでラッピング

車体全体を、コンセプトカラーやイラスト、ロゴなどでカラフルに装飾(ラッピング)するのも、もちろんおすすめです。アピール力抜群なので、遠目からでも目立ち、お客さんが来てくれるようになります。

特に、大型イベントやフェスなどを中心に出店する方にはおすすめです。
デメリットは、廃業の際になかなか売れにくい点です。

(5)デザインから専門業者に依頼する

キッチンカー車両の製作の際に、デザインの段階から専門業者に依頼するのもおすすめです。
専門業者による製作は、機能性や実用性なども合わせてチェックしてもらえるので、安心して長期的に使える車両が作れます。

業者にすべて依頼する場合も、デザインの方向性だけはこちらから伝える必要があります。
提供メニューや出店場所、ターゲットの客層といった事業計画を伝えて、それに合ったデザインを提案してもらいましょう

まとめ:かわいくおしゃれなキッチンカー作りは「だんだんに」でも◎

キッチンカー(移動販売)の最大のメリットは、「軌道修正のしやすさ」です。提供メニューや出店場所、客層やPR方法など、うまくいかないところをどんどん修正してゆけることは、固定店舗型にはない大きなメリットです。

それは車体の内外装に関しても同じです。
そのため、「車両は開業後にだんだんとブラッシュアップできる」と割り切るのもおすすめです。
最初はデフォルトの白い車体からスタートし、大きなタペストリーやメニュー表などで覆いましょう。軌道に乗ってから車体全体をラッピングしたり、大型オブジェを取りつけたりするのもよいでしょう。

最初から完璧な車体を作らなくても、店頭幕やスタンド看板など、必要な部分を凝るだけでも十分にかわいくおしゃれな店は演出できます。
ぜひ、先輩オーナーの事例やアイディアをどんどんご自分の車両に取り入れて下さいね。

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