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新潟県のキッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請

新潟県のキッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請

新潟県は、2020年より有志団体や民間企業がキッチンカーの進出をサポートする仕組みを作るなど、キッチンカーが出店しやすい環境が整っているエリアです。

また、日本有数の米どころとして知られており、おにぎりや丼ものなど「お米」を活かしたメニューを看板商品にしやすい点も大きな魅力です。
おにぎりや丼ものなどの米メニューは幅広い層に需要があり、観光客・地元客のどちらにも対応しやすく、安定した売り上げにつながりやすい点も強みです。

本記事では、新潟県でキッチンカーを用いて飲食店を開業する基本的な流れ、出店場所の探し方や開業の相談、サポートをしてくれる団体をご紹介します。新潟県でキッチンカーを利用した飲食店の開業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

新潟県のキッチンカー事情

はじめに、新潟県でキッチンカーを出店できる場所や出店方法などを紹介します。
新潟は県全体でキッチンカーの出店をサポートする仕組みが作られていて、出店場所が豊富です。
出店場所を選べば観光客と地元の方の両方をターゲットにすることができ、1日数万円から安定した売り上げが見込めます。

新潟県でキッチンカーが出店できる場所

新潟県では、以下のような場所にキッチンカーが出店しています。

  • 観光地:古町7番町商店街(常設)・新潟市水族館 マリンピア日本海・苗場スキー場
  • 商業施設:商業施設・住宅展示場・ドラッグストアの駐車場等
  • 学校:新潟大学・新潟工科大学など
  • 公共施設:新潟県立紫雲寺記念公園・新潟県立鳥屋野潟公園など
  • 各種イベント:地域のお祭り・フェス・マルシェなど

新潟県は、いろいろな場所でキッチンカーの出店が盛んです。キッチンカーの誘致に積極的な民間施設やホテルなども多く、常設はもちろんのこと、日替わりで出店場所を変えるといった営業も可能です。

また、キッチンカーを主体としたイベントの開催実績が複数あり、これからも開催が予定されています。

冬季の出店方法を工夫する必要がある

新潟県は日本海に面した豪雪地域であり、冬場は新潟市内も大量の降雪があります
また、冬季は晴れ間が少なく、屋外での飲食が難しくなります。
キッチンカーをメインに飲食店を経営したい場合は、古町7番町商店街のようにアーケードが付いた出店場所を確保するか、スキー場など、雪が降っても人が集まる場所に出店するなどの工夫が必要です。
さらに、スノータイヤをはじめとして雪対策、寒さ対策も必須です。
メニューもテイクアウト中心にする、温かいメニューに切り替えるなど工夫しましょう。

新潟県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体

新潟県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体新潟県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体には、以下のようなところが挙げられます。

新潟県キッチントレーラー協会は、新潟県でキッチンカーを利用した起業をサポートしたり、出店場所を紹介してくれる協会です。
モビマルは、キッチンカーを呼びたい人と出店場所を探している人をつなぐプラットフォームサイトで、全国から利用が可能です。
また、移動販売の開業ノウハウを学べるセミナーなども主催しています。

入会すれば、出店場所を自分で探す手間が省ける、オーナー同士のつながりができるなど、メリットがあります。

新潟県でキッチンカーで飲食店を開業する流れと注意点

新潟県でキッチンカーを使って飲食店を開業する基本的な流れは以下のとおりです。
開業までにかかる期間は一般的に1〜2か月程度が目安なので、出店する時期がすでに決まっている場合は、早めの行動が大切です。

  • キッチンカーを用意する
  • 食品衛生責任者の資格を取得する
  • 最寄りの保健所に申請書を提出する
  • キッチンカーの施設調査を受ける
  • 許可を受け取る

新潟県では、一度申請をして経営許可を得ると県内一円で営業が可能です。

申請についてより詳しく知りたい場合は、新潟市の公式サイト内の「食品営業許可について」や新潟県の公式サイト内の「【上越】移動食品営業(自動車による営業)について」を確認してみましょう。

また、厚生労働省の「食品衛生申請等システム」を利用すれば電子申請も可能です。
キッチンカーで出店する場合は、車両の確認も申請に含まれます。
申請する前に必ず車両も用意しましょう。

キッチンカーを準備する際は給水・排水タンクの容量に注意

キッチンカーの車内で行える作業は、給水・排水タンクの容量により以下のように変わります。

  • 40L以上:熱を加える等1工程のみの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 80L以上:加熱と盛り付けのような2工程までの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 200L以上:制限はあるものの、2工程以上のいわゆる仕込み調理がキッチンカー内で可能になり提供できるメニューも増える、通常の食器が使用できる

なお、タンクの容量と作業できる内容は、全国共通です。
キッチンカーをメインに利用し飲食店を開業する予定であれば、給水・排水タンクの容量は最低でも80Lがおすすめです。
容量が多いほど、メニューの選択肢が増えます。

さらに、キッチンカーで飲食店を開業する際は、材料を切ったり下味をつけたりするなどの仕込みをする「仕込み場所」の確保も必要です。
原則として自宅のキッチンは保健所の許可は下りません
保健所の基準を満たすキッチンを用意する必要があります。
飲食店を別に経営している場合は、お店の厨房が利用できます。また、レンタルキッチンなども仕込み場所として認められます。

2021年の法改正により、キッチンカーでも仕込みができると認められる自治体も出てきました。しかし、新潟県では「キッチンカーで仕込みが可能」と明言していないため、事前に保健所に確認して頂く事をオススメします。

キッチンカーの準備方法

キッチンカーを準備するには、以下のような3つの方法があります。

  • 新車でキッチンカーを購入する
  • 中古でキッチンカーを購入する
  • キッチンカーをレンタルする

キッチンカーのレンタルは最も費用を抑えられますが、長期的に見れば購入がおすすめです。
キッチンカーでの飲食店経営を検討している段階ではレンタル、本格的に起業を決めたら購入、と使い分けましょう。

なお、2026年現在、原材料の価格上昇により、新車の製作費が高騰しています。社会情勢によってはさらなる値上がりも予想されるうえ、一部の材料が品薄になる可能性もあり、納車までに時間がかかるケースもあるでしょう

できるだけ価格を抑えて早くキッチンカーを準備したい場合は、状態のよい中古を利用するのもおすすめです。
設備が整った中古車を購入して改造すれば、使い勝手の良い車両に仕上がるでしょう。
迷った場合はキッチンカーを製造・販売している会社に相談してみてください。

また、車両の購入費や設備費を含めた初期費用は100万円〜300万円程度が相場とされています。
正式に契約する前に業者に見積もりを依頼しましょう。

新潟県でキッチンカーを出店する際に利用できる補助金

2026年3月現在、新潟県がキッチンカーの経営者に向けて実施している補助金はありません。ただし、これから新しい補助金が出てくる可能性は十分にあります。自治体の公式サイトをこまめにチェックしたり、サポート団体に加入して情報をすぐに得られる体制を整えておくのがおすすめです。

一方、国が行っている補助金に「ものづくり補助金」があります。ものづくり補助金は、革新的な新製品・新サービス開発に取り組んでいる企業を対象にした補助金です。
中小企業のほか、個人事業主も利用できます。キッチンカーで飲食店を開業し、地域活性化に貢献したり、地域の特産品を利用して新しいメニューを考案したりすると対象になる可能性があるでしょう。

まとめ

新潟県は、民間企業を中心としてキッチンカーの出店を後押しする体制が整っています。
キッチンカーを主体としたイベントの開催も複数企画されていて、観光客だけでなく地元の方をターゲットとした出店もしやすく、リピーターも期待できる環境です。
キッチンカーを出店する地域としてはおすすめといえるでしょう。

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