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佐賀県のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や利用できる補助金まで解説

佐賀県のキッチンカー開業ガイド!許可申請からおすすめの出店場所や利用できる補助金まで解説

佐賀県では2022年11月にオープンした佐賀駅佐賀城口をはじめ、商業施設やイベントなど複数のキッチンカーが出店できる場所が複数あります。
また、有明どりをはじめとして佐賀県の名産品を扱うキッチンカーも人気です。

本記事では、佐賀県でキッチンカーを用いて飲食店を開業する方法や、利用できる補助金等を解説します。
佐賀県でキッチンカーを利用した飲食店の開業を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

佐賀県のキッチンカー事情

始めに、佐賀県でキッチンカーが出店できる場所やイベント、キッチンカーでの出店を手助けしてくれる団体などを紹介します。
佐賀には、唐津城や吉野ヶ里遺跡などさまざまな名所があるほか、商業施設も豊富です。
キッチンカーで飲食店開業を検討している方は、まずどのような場所で出店できるかや出典をサポートしてくれる団体を知っておくと何かと役立ちます。

佐賀県で常時キッチンカーが出店できる場所

佐賀県では、以下のような場所にキッチンカーが常時出店しています。

  • 商業施設:ショッピングモール・パチンコ店など
  • 観光施設:虹の松原など
  • 学校:佐賀大学・各種専門学校
  • 公共施設:佐賀駅佐賀城口

佐賀県は、福岡県と長崎県の間に位置し、有田焼・伊万里焼などの陶磁器が有名な県です。
吉野ヶ里遺跡をはじめとする歴史的な遺跡も多く、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」など国際的なイベントも開かれています。

また、佐賀には唐津バーガー、有明どりを使った唐揚げなどご当地グルメも豊富です。
ご当地グルメのキッチンカーは地元の方はもちろんのこと、観光客にも人気があります。

佐賀県では小規模なイベントが豊富

佐賀県では、マルシェ、地域の夏祭り、学校の文化祭など小規模なイベントが定期的に開かれています。
近年はイベントを盛り上げるためにキッチンカーを呼ぶイベントが増えています。
こまめに出店していれば一定の売り上げがのぞめるでしょう
また、唐津くんちや「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」といった大規模なイベントにもキッチンカーが多数出展します。

佐賀県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体

佐賀県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体は、以下の2つが挙げられます。

九州キッチンカー協会は、キッチンカーのオーナーとキッチンカーを呼びたい方をマッチングしてくれる団体です。会員になれば協会の公式サイトに料理のジャンルや特徴を掲載してもらえるので、会員になるメリットは大きいです。
イベント本舗は、いろいろなイベントの開催をサポートしてくれる団体です。
イベント本舗を通してキッチンカーを出店する際は、メニューの買取りが条件となっています。
そのため、荒天等でキッチンカーの出典が急遽できなくなった場合も安心です。
また、以下のサイトではキッチンカーの出店場所をオンラインで探せます。

このほか、自治体が公式サイトでキッチンカーを募集しているところもあるので、チェックしてみるとよい出店場所に巡り合えるかもしれません。
サポート団体に所属し、自分でもオンラインで出店場所を探せば安定した売り上げが期待できます。

佐賀県でキッチンカーを出店する流れと注意点

佐賀県でキッチンカーを出店する流れと注意点佐賀県でキッチンカーを使って飲食店をオープンする基本的な流れは以下のとおりです。

  • キッチンカーを用意する
  • 食品衛生責任者の資格を取得する
  • 最寄りの保健所に申請書を提出する
  • キッチンカーの施設調査を受ける
  • 許可を受け取る

なお、佐賀県では1ヵ所の福祉事務所に営業許可を受ければ佐賀一円でキッチンカーの営業が可能です。
食品衛生責任者の資格は講習を受ければ取得できます。
営業許可を受け付けてくれる福祉事務所は佐賀県の公式サイトを確認してください。
申請から許可までにかかる時間は約2週間前後です。
開店予定日の1か月前を目安に申請を行うと、余裕をもって開店準備ができるでしょう。
また、食品営業許可の手引きには、キッチンカーを利用して飲食店をオープンする際に必要な申請書類、車両の設備例などが記載されています。
申請する前に一読してみましょう

キッチンカーの準備方法

キッチンカーで飲食店を開業する場合、以下のような方法があります。

  • 新車でキッチンカーを購入する
  • 中古でキッチンカーを購入する
  • キッチンカーをレンタルする

キッチンカーを新車で購入すれば、オーナーが使いやすいようにカスタムができる一方、初期費用が高額になりやすいです。
中古車は価格が抑えられますが、設備が使いにくかったり寿命が短かったりするデメリットがあります。
レンタルはいろいろなタイプのキッチンカーが利用できますが、長期間利用するにはコストがかかります。
それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで選択してみましょう

キッチンカーを準備する際の注意点

キッチンカーは、給水・排水タンクの量で行える調理工程が以下のように異なります。

  • 40L以上:熱を加える等1工程のみの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 80L以上:加熱と盛り付けのような2工程までの調理が可能、食器は使い捨てのみ
  • 200L 以上:2工程上の調理をしたい場合、通常の食器が使用できる

キッチンカーの給水・排水タンクの量と行える調理の内容は全国共通です。
キッチンカーで飲食物を提供する場合は、最低でも80L以上の給水・排水タンクを備えたものを用意するのがおすすめです。
なお、キッチンカーでは「仕込み」ができません
例えば、からあげを主力メニューにするならば取り肉を切ったり下味をつけたりといった工程が必要です。
このような下準備を行う場所も保健所の審査を受けなければなりません
家のキッチンでは保健所の許可は下りないので注意してください。

佐賀県でキッチンカーを出店する際に利用できる補助金

2025年9月現在、佐賀県でキッチンカーを利用して飲食店を出店する際に利用できる補助金はありません。
しかし、将来的に新しくキッチンカーを利用した飲食店が利用できる補助金ができる可能性はあります。九州キッチンカー協会などキッチンカーをサポートしている団体の会員になると、補助金や助成金のニュースがいち早く届く可能性があります
また、国が行っている補助金に「ものづくり補助金」があります。ものづくり補助金は、革新的な新製品・新サービス開発に取り組んでいる企業を対象にした補助金です。
中小企業のほか、個人事業主も利用できます。キッチンカーで飲食店を開業し、地域活性化に貢献したり、地域の特産品を利用して新しいメニューを考案したりすると対象になる可能性があるでしょう。

興味がある方は、該当サイトをチェックしてみてください。

まとめ

佐賀県は常時キッチンカーが出店できる場所が複数あり、小規模なイベントでもキッチンカーの出店要請をする主催者も多いので、出店場所に困る可能性は低いでしょう。
また、佐賀県には唐津バーガーをはじめとしてご当地グルメが豊富です。
ご当地グルメを主力メニューにすれば、地元の方だけでなく観光客の集客が望めるでしょう。

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