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徳島県のキッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請

徳島県のキッチンカー開業ガイド!出店場所・補助金・許可申請

徳島県は、四国と本州を結ぶ海の玄関口であり、兵庫県から大鳴門橋や明石海峡大橋を通じて車で往来が可能です。
鳴門の渦潮をはじめとして観光地も豊富で、全国的にも知名度が高い「阿波踊り」などのイベントもあります。
定期的な集客が見込めるので、キッチンカーの開業場所としてはおすすめです。
本記事では、徳島県でキッチンカーを開業したい方に向けて、おすすめの出店場所や営業許可の取得方法、利用できる補助金制度について分かりやすく解説します。

徳島県のキッチンカー事情

はじめに、徳島県でキッチンカーを出店できる場所や出店方法などを紹介します。
徳島県は四国の中では本州からも車で行きやすく、鳴門の渦潮をはじめ観光地も豊富です。
また、毎年8月に開催される阿波踊りは、全国はもちろんのこと海外からも見物客が訪れるビックイベントであり、キッチンカーを出店すれば高い売り上げが見込めるでしょう。
ここでは、徳島県のキッチンカー事情について解説します。

徳島県でキッチンカーが出店できる場所

徳島県では、以下のような場所にキッチンカーが出店しています。

  • 観光地:鳴門大橋・県内各地の海水浴場など
  • 商業施設:ショッピングモール・ドラッグストアなどの駐車場
  • 学校:大学・専門学校・高校など
  • 公共施設:駅前・公園・公共施設など
  • 各種イベント:お祭り・フェス・マルシェ・阿波踊りなど

徳島県はキッチンカーが出店できる場所が複数あります。
特に、鳴門の渦潮などの観光地は、定期的な集客が望めるでしょう。
また、県内各地にある海水浴場として整備された海岸はサーファーも利用するので、1年を通して集客が見込めます。

さらに、大学やショッピングモールなどは通常出店に向いている場所です。
良い場所をキープできれば、店舗を構えて開業するのと同程度の売上ものぞめるでしょう。
この他、阿波踊りなど大きなイベントにのみ出店する方法も選択できます。

キッチンカーを出店しやすい環境

徳島県は関西広域連合に加入しており、2025年6月から徳島県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県の7府県で、キッチンカーの営業許可基準が共通化されています。
各地域で営業する際の手続きについては確認が必要ですが、共通の基準が設けられたことで、徳島県と関西圏をまたいだ広域営業を検討しやすくなりました。

例えば、徳島県内での通常営業に加えて、関西圏で開催されるイベントへの出店を検討するなど、県境を越えた営業も視野に入れられるでしょう。

キッチンカーで提供できる名産が多い

徳島県は、キッチンカーで提供できる名産が豊富です。
例えば、鳴門金時は焼き芋だけでなく、スイートポテトなどのお菓子としても提供できます。
この他、スダチやブランド地鶏「阿波尾鶏 (あわおどり)」なども、キッチンカーで提供しやすいでしょう。
例えば、キッチンカーの定番である唐揚げも地鶏を使っていれば、それだけで差別化が図れます。

徳島県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体

徳島県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体徳島県でキッチンカーの出店をサポートしてくれる団体には、以下のようなところが挙げられます。

徳島県キッチンカー協会は、徳島県でキッチンカーを利用した起業をサポートしたり、出店場所を紹介してくれる団体です。
加入すれば、個人では契約が難しい場所でも出店が容易になるだけでなく、公式サイトにキッチンカーの情報が載るので宣伝にもなります。
一方、モビマルはキッチンカーを呼びたい人と出店場所を探している人をつなぐプラットフォームサイトで、全国から利用が可能です。
すでに別のキッチンカー協会に所属しており、出店場所だけ捜したい場合などに便利です。

徳島県でキッチンカーで飲食店を開業する流れと注意点

徳島県でキッチンカーを開業するには、営業に使用する車両を準備したうえで、食品衛生責任者の資格取得や営業許可の申請などを行います。
一般的に、開業準備には1〜2か月程度かかります。イベントへの参加などで営業を開始したい時期が決まっている場合は、車両の準備期間も考慮して早めに手続きを始めましょう。
開業までの主な流れは以下のとおりです。

  • キッチンカーを用意する
  • 食品衛生責任者の資格を取得する
  • 最寄りの保健所に申請書を提出する
  • キッチンカーの施設調査を受ける
  • 許可を受け取る

徳島県で営業する場合は、県内で有効な営業許可が必要です。県外ですでにキッチンカーを営業している方も、現在取得している許可だけで徳島県内を営業できるとは限りません。出店する地域を管轄する保健所などへ事前に確認しておくと安心です。
申請に必要な書類や手続きについては、徳島県庁が公開している最新情報を確認しましょう。
また、営業許可の申請には、厚生労働省の「食品衛生申請等システム」を利用する方法もあります。
許可を受ける際には、実際に営業するキッチンカーの設備についても確認が行われます。申請を急ぐ場合でも、まずは営業に使用する車両を準備しておくことが必要です。

キッチンカーを準備する際は給水・排水タンクの容量に注意

キッチンカーは、どの車両でも同じ料理を提供できるわけではありません。車内で行いたい調理に合わせて、必要な給水・排水タンクの容量を確保する必要があります。
タンク容量と調理内容の目安は以下のとおりです。

  • 40L以上:熱を加えるなど1工程のみの調理が可能(食器は使い捨てのみ)
  • 80L以上:加熱と盛り付けなど2工程までの調理が可能(食器は使い捨てのみ)
  • 200L以上:一定の制限はあるが、2工程以上の仕込み調理が可能(通常の食器も使用可能)

また、食肉や魚介類を加工する場合には、200L以上のタンクを備えた車両が必要です。
車両を選ぶときは、開業時に販売するメニューだけで判断するのではなく、今後取り扱いたいメニューも考えておきましょう。必要最低限の容量を選ぶと、後からメニューを増やしたくなった際に調理工程の制限を受ける可能性があります。
徳島県には阿波尾鶏や鳴門鯛をはじめ、キッチンカーのメニューにも活用できる地域食材があります。こうした肉類や魚介類を取り扱う予定がある場合は、調理方法と必要な設備をあらかじめ確認したうえで車両を選ぶことが重要です。
さらに、キッチンカー内ですべての作業ができるとは限らないため、仕込みを行う場所についても確認が必要です。
キッチンカー以外で食材のカットや下味付けなどを行う場合、自宅のキッチンではなく、営業許可を受けた飲食店の厨房や保健所の基準を満たしたレンタルキッチンなどを利用します。
2021年の法改正以降は、一定の条件を満たすことでキッチンカー内で仕込みを認める自治体もあります。ただし、徳島県でどこまでの作業が認められるかは、提供する食品や車両設備などによって確認が必要です。車内で仕込みまで行いたい場合は、車両を購入・改装する前に管轄の保健所へ相談しましょう。

キッチンカーの準備方法

キッチンカーを準備する方法には、「新車を購入する」「中古車を購入する」「レンタルする」という3つの選択肢があります。

  • 新車を購入する
  • 中古車を購入する
  • レンタルを利用する

例えば、イベントなどで短期間だけ営業したい場合や、キッチンカー事業を試してみたい場合はレンタルが利用しやすいでしょう。
一方、本格的にキッチンカー事業を続けるのであれば、新車または中古車を購入する方法があります。
キッチンカーの購入費用は、車両本体と設備を合わせて100万〜300万円程度がひとつの目安です。ただし、価格は車両の大きさや厨房設備、給排水タンクの容量などによって大きく変わります。
新車のメリットは、販売するメニューや営業方法に合わせて設備やレイアウトを決めやすいことです。その反面、必要な設備が増えるほど製作費も高くなります。近年は原材料価格の上昇などもあり、仕様によっては予算や納期に余裕を持つ必要があります。
初期費用や納車までの期間を抑えたい場合は、中古キッチンカーも検討してみましょう。
中古車はすでに基本的な設備が搭載されているものも多く、条件が合えば比較的短期間で営業を開始できます。また、必要に応じて厨房機器を交換したり設備を追加したりすれば、自分の営業スタイルに合わせることも可能です。
車両価格だけを比較するのではなく、「何を販売するのか」「どの程度の頻度で営業するのか」「どの設備が必要なのか」を整理してから選ぶことが失敗を防ぐポイントです。
自分で判断するのが難しい場合は、キッチンカーの製造・販売会社へ希望するメニューや営業方法、予算を伝え、必要な設備を相談するとよいでしょう。

徳島県でキッチンカーを出店する際に利用できる補助金

キッチンカーの購入や設備の導入にはまとまった費用が必要になるため、開業時には利用できる補助制度がないか確認しておきましょう。
2026年8月現在、徳島県がキッチンカー事業者だけを対象として実施している補助金はありません。ただし、県や市町村では創業や事業者支援を目的とした制度が設けられることがあります。
補助金は募集期間や対象者、対象経費などが細かく定められているため、「キッチンカーに使える」という理由だけで申請できるとは限りません。開業する市町村も含めて最新の募集情報を確認することが大切です。
国の制度では「ものづくり補助金」も選択肢のひとつです。中小企業や個人事業主などによる革新的な新製品・新サービスの開発等を支援しています。
単にキッチンカーを購入して飲食物を販売するだけではなく、地域の特産品を活用した新商品や新しいサービスを開発するなど、取り組みの内容によって対象となる可能性があります。
補助制度の利用を前提に車両を購入するのではなく、申請前に公募要領を確認し、対象となる事業や経費、申請時期などを確認しておきましょう。

まとめ

徳島県でキッチンカーを開業する際は、営業許可の取得や車両の準備だけでなく、出店場所や提供するメニューに適した設備を整えることが大切です。
特に、給排水タンクの容量によって対応できる調理内容が変わるため、阿波尾鶏や鳴門鯛など徳島県の食材を活用したメニューを考えている場合は、必要な調理工程まで確認して車両を選びましょう。
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