キッチンカーのラッピングのポイントと装飾を行うメリット
キッチンカーのラッピングのポイントと装飾を行うメリット
公開日:2023年10月13日 2024年6月28日 更新車両全体を特殊なフィルムで装飾する「カーラッピング」。
ラッピングされた車体は遠くからでも注目されやすく、集客に繋がるため、「キッチンカー(移動販売)の車両も装飾したい!」と考えている人は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「キッチンカー車両のカーラッピング」をテーマに解説します。
カーラッピングの定義や費用相場などの基本情報、メリット・デメリット、綺麗に装飾するためのコツ、DIYなど、関連する様々な内容を紹介します。
ぜひ気になる項目から参考にしてみて下さいね。
目次
【1】キッチンカーのラッピングとは?塗装との違いは?
カーラッピングは、様々なデザインがプリントされたフィルムを車体の表面に貼りつける装飾のことです。
デザインの内容はとても幅広く、色やイラスト、それに質感など、数え切れないほどあります。既製品の中から選んでも、他の車両と似てしまうことはほとんどないでしょう。
このカーラッピングは、キッチンカー(移動販売)で使用する車両にも行うことができます。
車両全体の装飾と言えば、これ以外にも塗装があります。両者の違いは、「簡単に替えられるかどうか」です。
カーラッピングは特殊なインクとフィルムを使用しているため、貼ったものを簡単に剥がせます。すぐに他のフィルムに張り替えることもできるので、車両デザインを手軽に変えたい人におすすめです。
塗装との大きな違いです。
ちなみに、カーラッピングは既製品から選ぶだけではなく、オリジナルデザインをプリントすることもできます。ラッピング業者にデザインを依頼することもできるので、こだわりたい場合はぜひ検討してみて下さい。
キッチンカーのラッピングの耐用年数
メーカーや製品の種類にもよりますが、カーラッピングのフィルムの耐用年数は3年程度が一般的です。車両の使用頻度が高かったり、厳しい天候の下で出店することが多かったりすると、さらに短くなってしまいます。
フィルムの耐用年数を超えても、無理に剥がそうとしなければある程度は維持できます。ですが、時間が経つにつれてフィルムを綺麗に剥がすことが難しくなるので、注意が必要です。
キッチンカーのラッピングの費用相場
車両全体をラッピングする場合、小型車は約30万円以上、大型車は60万円以上が費用相場の目安です。
車両サイズやフィルムの種類にもよりますが、キッチンカー(移動販売)に使う車両は面積が大きいため、さらに高額になると考えたほうがよいでしょう。
依頼したいと思える業者を見つけたら、ぜひ無料見積もりをとってみて下さい。
【2】キッチンカーのラッピング 2つのメリットとは
キッチンカー(移動販売)の車両のラッピングには、メリットと注意点があります。ぜひ両方とも押させておきましょう。
〈1〉フィルムの貼り替えでデザインを変えられる
カーラッピングは、フィルムを張り替えるだけで車両デザインを自由に変えられることが最大のメリットです。このフィルムが作られたのもそれが目的でした。
今あるフィルムを剥がし、新しいものを貼るだけで車両デザインを一新できるのは、塗装にはできないメリットです。
〈2〉広い面を装飾するのにぴったり
カーラッピングは、平面状の大きなシールを車両の表面に貼りつけるタイプの装飾です。
そのため、キッチンカー(移動販売)で使用するような、広い面積の車両を装飾するのにとても向いています。
特に、荷台に厨房スペースを載せるトラックタイプは、全体のシルエットが四角形に近いので、さらにフィルムのデザインが映えやすくなります。
キッチンカーのラッピングに注意点はある?
カーラッピングは、「保護」のためではなく「装飾」のために作られています。手軽に張り替えて様々なデザインを楽しめることが最大の魅力です。
そのため、カーラッピングのフィルムには、基本的には車両を保護する機能はありません。
雨風や小石といった外的ダメージから車両を守るためのものを必要な場合は、ラッピング業者ではなく、自動車関連の業者に相談しましょう。
また、カーラッピングは洗車機の利用にも注意が必要です。フィルムの種類によっては傷がついたり、剥がれたりすることがあるため、できるだけ手洗いがおすすめです。
【3】キッチンカーのラッピング 綺麗に装飾するポイントは?
キッチンカー(移動販売)のカーラッピングは、2つのコツを押さえるだけで見違えるほど綺麗に装飾できます。
ここでは、そのポイント2点について解説します。
〈1〉貼る前の修正や下地処理を丁寧に
カーラッピングは、車両表面に薄いシールを貼るような装飾です。そのため、車体表面に凹凸があると、せっかく念入りにフィルムを貼ってもそれらが浮き上がってしまうことがあります。
カーラッピングを綺麗に仕上げるには、まず車体を丁寧に清掃し、それから凹凸をなくす下地処理が大切です。キッチンカーは中古車を使用することも多いので、こういった下地処理は特に必要です。
ちなみに、ラッピングの専門業者の場合、デザインや装飾がメインで下地処理を行わないこともあります。どの範囲まで依頼できるかどうか発注前に必ず聞いておきましょう。
〈2〉フルラッピングとパーツラッピングから選ぶ
カーラッピングは、大きく分けて2種類あります。
フルラッピング:車体全体にフィルムを貼る。車体の印象をがらりと変えられる。
パーツラッピング:車体の一部分のみに貼る。DIYでも可能。
フルラッピングは、下地処理から貼りつける作業まですべて専門業者が行うので、完璧な仕上がりにはなりますが、費用も高額です。
パーツラッピングは、業者によってはフィルム製作のみを行っているところもあります。
「自分の車をDIYでラッピングしてみたい!」という人や、費用を節約したいという人は、そういった業者もおすすめです。
【4】キッチンカーのラッピングをする方法とは
キッチンカー(移動販売)の車体をラッピングする方法は、主に2種類あります。ここではメリット・デメリットを紹介します。
〈1〉ラッピング専門業者やキッチンカー製作業者などに依頼
車体にラッピング装飾をする場合、ラッピング専門業者やキッチンカー製作業者などに依頼することが一般的です。
綺麗な仕上がりにするためには、車体表面の下地処理が大切です。車両表面に凹凸が目立つ場合は、特に専門業者での施工をおすすめします。
大きなフィルムを貼るには、複数人による作業が必要です。その後、熱を加える処理によってようやく施工が完成します。
キッチンカー(移動販売)の車両は、ビジネス用として長年使用します。ラッピングのDIY経験があまりないという場合は、ぜひ専門業者への依頼も検討してみて下さい。
〈2〉DIYはパーツラッピングがおすすめ
「愛着のある愛車だからこそDIYでラッピングしたい!」という人ももちろんいると思います。その場合には「パーツラッピング」がおすすめです。
ラッピング専門業者に店名やロゴ、企業キャラクターなどをプリントしたフィルムを製作してもらい、貼る作業のみ自分で行います。
大きなサイズのステッカーを貼るような作業なので、専門的なスキルがなくても十分綺麗に装飾できます。貼る部分の凹凸が気になるようであれば、あらかじめ業者に下地処理をしてもらうのもおすすめです。
車両を自分で装飾すると、ますます愛着が湧き、満足度も高まります。ぜひ検討してみて下さいね。
まとめ:キッチンカーのラッピング 塗装のメリットとも比べると◎
キッチンカー(移動販売)で使用する自動車は、同時に店舗でもあります。装飾で印象的にしたいのも当然ですよね。
カーラッピングは、幅広いデザインを車体に貼ることができるので、キッチンカーの装飾にもぴったりです。
また、フルラッピングだけではなく、ロゴや看板商品のイラストなどで一部分を装飾するパーツラッピングもおすすめです。
ですが、フィルムには保護機能はないため、車体の保護が目的の場合は塗装も視野に入れてみましょう。
カーラッピングにも塗装にも、それぞれメリット・デメリットがあります。自分の車体に必要なものはどちらかをぜひ検討してみて下さいね。
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