キッチンカーの名前の決め方5つのポイント!集客に効果的なネーミングとは
キッチンカーの名前の決め方5つのポイント!集客に効果的なネーミングとは
公開日:2024年11月15日キッチンカーを利用して飲食店を開業する際、意外と悩みがちなのが店名です。
「無難な名前をつけたら、印象が薄いらしくなかなか店名を覚えてもらえない」
「エスニック料理を販売するので、東南アジアの言葉で店名をつけたが正確に読んでもらえない」など、名前に関する悩みを抱えているキッチンカーのオーナーは珍しくありません。
本記事では、キッチンカーの名前を決める際に抑えておきたいポイントや、集客に効果のあるネーミングの事例などを紹介します。
目次
キッチンカーは名前が重要
店名は、お店の「顔」のようなものです。自由に移動できるキッチンカーでもそれは変わりません。キッチンカーは自由に販売場所が移動できる分、常連客がつきにくいなどデメリットもあります。印象深い名前を店名にしていれば、一発で覚えてもらいやすいうえにSNS等で名前を検索してもらいやすくもなるでしょう。そのため、キッチンカーの名前は一般の店舗よりも重要といえるでしょう。
例えば、移動販売の元祖ともいえる「ロバのパン屋」は、ロバや馬に荷馬車をひかせてパンを販売していたことが名前の由来です。現在はキッチンカーでパンを販売する形式に変わっていますが、名前はそのまま受け継がれています。一度広まった名前は時代を超え、販売形式が変わっても継承されていくのです。
キッチンカーの名前を決める際のポイント5つ
ここでは、キッチンカーの名前を決める際に押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
キッチンカーのネーミングに悩んでいる方は、参考にしてください。
1.読みやすくて料理がイメージできる名前にする
飲食店のネーミングで大切なのは、料理がイメージできる名前をつけることです。例えば、和風料理の店なのに「グリル××」などの名前をつけては、誤解を招きます。
店名に拘りがある場合は、「ショルダーネーム」をつけるのがおすすめです。ショルダーネームとは、お店の業態を表す名前です。一例をあげると、「居酒屋」「焼き鳥」「イタリアン」などです。「からあげ」「肉寿司」のようにメイン料理をショルダーネームにしてもいいでしょう。
また、難しい漢字はできるだけ使わず、ひらがなやカタカナで表記できる名前がおすすめです。外国語を使いたい場合も、カタカナで表記するように心がけましょう。
検索で見つけやすい名前にする
キッチンカーにとって、SNSやホームページは重要な宣伝手段です。検索してすぐにヒットする名前にすると、より宣伝効果がアップします。例えば「串カツ 田中」は「串カツ」がショルダーネームで、「田中」が店名です。田中だけならば、店名以外にもたくさんの項目がヒットしますが、「串カツ 田中」で検索すれば、必ずヒットします。
飲食店にしてはありふれた名前、似たようなお店がある、といった場合はショルダーネームにインパクトのあるものを選ぶといいでしょう。
ただし、インパクトにばかりこだわると「変わった名前の飲食店」という認識しかしてもらえません。それならば、「宇宙一おいしい唐揚げ」など、味を前面に押し出すといった工夫をしましょう。
商標登録されているものは避ける
飲食店の店名は、ロゴを含めて商標登録されているものもあります。一例を挙げると「サイゼリヤ」はロゴを含めて商標登録されているので、同名や類似した名前は使えません。
また、飲食店ではありませんが、iPhone等を販売している「apple社」のロゴであるリンゴのマークも商標登録されています。
有名な飲食店の名前やロゴを少し変えて使用する「パロディ」は一定のインパクトがありますが、商標権の侵害に抵触する可能性があるため、避けましょう。
ロゴにしやすい名前を付ける
ロゴは、飲食店のイメージを短時間で覚えてもらう有効な方法です。名前が思い浮かばないときは、ロゴをデザインしてみて、そこに合う名前を考えてみましょう。例えば、「コメダ珈琲」は、コーヒーカップを持つ男性です。ロゴを見ただけで、どのような店か理解できます。
名前候補がいくつもある場合、ロゴにしやすい店名をつけると、お店の名前をロゴと一緒に覚えてもらいやすいメリットもあります。
コンセプトを反映して名前をつける
わかりやすく、インパクトのある名前をつけたい場合、コンセプトをショルダーネームにして名前をつけるのもおすすめです。
例えば、新鮮な卵で作ったプリンが主力商品だった場合「朝採り卵プリン××」「生みたて卵プリン〇〇」といったネーミングであれば、他店との差別化がはかれ、インパクトも生み出せるでしょう。
また、ターゲットを意識した名前にするのも効果的です。例えば、20~30代の男性がメインターゲットならば「男の××」「スタミナ××」のような名前にするといいでしょう。
同年代の女性がターゲットならば「ふわふわパンケーキ××」「ふっくら××」のようなやわらかい言葉を使うのがおすすめです。
ただし、あまり長すぎる店名や、奇をてらった店名は避けたほうがいいでしょう。例えば、「彼女と朝に食べたいパン ××」のような名前はインパクトはありますが、「口に出して言いにくい」といったデメリットもあります。
キッチンカーの名前を決める際に迷ったら?
最後に、キッチンカーの名前に迷った場合の対処法を紹介します。
ほかのキッチンカーの名前を参考にする
同種のキッチンカーの名前を色々と探して見てみるのも参考になります。同時に、提供する料理の種類やターゲットとネーミングがどう関係しているのかもチェックするといいでしょう。また、しっかり調査をすることで似たような名前をつけてしまうことも避けられます。
友人や家族から意見を聞く
友人や家族から意見を聞くのもおすすめです。店名は「第三者が見てどう感じるか」が大切です。例えば、自分では最高のネーミングだと思っても、まったく知識のない第三者が聞いて「何の店?」「読みにくい」「覚えにくい」「違う店かと思った」といった感想が返ってきたら、考え直したほうがいいでしょう。
また、候補がいくつもあるならば一覧表にして多数決をとってみるのもおすすめです。店名をつけるのはオーナーの特権でもありますが、多くの人が「良い店名」と言ってくれる名前は、覚えやすく印象に残りやすい名前の可能性が高いです。特別なこだわりがない限り、大勢の意見を優先しましょう。
プロに依頼する
コピーライターやデザイナーに店名を考えてもらう方法もあります。
近年は、「ココナラ」や「クラウドワークス」のようにフリーのコピーライターやデザイナーに仕事を依頼できるプラットフォームがたくさんあります。また、X(旧Twitter)をはじめとするSNSでも仕事を依頼できる人もいるので、探してみてもいいでしょう。
コピーライターやデザイナーは、「第三者にわかりやすく理解してもらう」言葉やデザインを作る仕事です。費用はかかりますが、自分や家族、友達が考えた名前がいまひとつだった場合は、利用してみましょう。
まとめ:キッチンカーの名前はよく考えてつけよう
キッチンカーの名前は「お店の顔」です。「つけたい名前」がすでに決まっている場合は、「読みやすいか」「他店と比較して紛らわしくないか」「商標権を侵害していないか」などを確認したうえで、使ってください。
悩んだ場合は周りの第三者、もしくはプロに意見を求めることも大切です。
【関連記事】
キッチンカーの横断幕・看板作成の目的とポイントを解説
キッチンカーを自作するときの手順や費用、注意点
- 次の記事:
- キッチンカー経営に向いている人・向いていない人の特徴とは? »
- お役立ちコラム カテゴリー一覧※左右にスクロール可能
- おしゃれなキッチンカー
- キッチンカーのメニュー
- キッチンカーのレンタル
- キッチンカーの売却
- キッチンカーの維持費
- キッチンカーの装備・設備
- キッチンカーの起業
- キッチンカーの車両タイプ
- キッチンカーの開業
- キッチンカーの集客
- 中古キッチンカー
- 出店場所
- 各種手続き
- 新車キッチンカー
- 補助金・助成金
- 車両製作
- 食中毒対策
- お役立ちコラム タグ一覧※左右にスクロール可能
- SNS
- アルコール
- オークション
- キッチンカーの歴史
- キッチンカーの経営
- コスト
- デザイン
- デメリット
- トラック
- トレーラー
- マッチングサービス
- メリット
- リース
- レンタル
- 中古
- 中四国
- 九州
- 京都
- 人気のメニュー
- 仕入れ
- 儲かるポイント
- 兵庫
- 出店場所
- 出店者登録
- 助成制度
- 助成金
- 千葉
- 収入
- 名古屋
- 売却
- 大阪
- 季節のメニュー
- 広告宣伝
- 広島
- 必要書類
- 必要資金
- 愛知
- 探し方
- 改造
- 新車
- 普通自動車
- 東京
- 東海
- 沖縄
- 海外のトレンド
- 準備
- 熊本
- 神戸
- 福岡
- 衛生管理
- 装備
- 許可申請
- 費用相場
- 資金計画
- 車両タイプ
- 車検・メンテナンス
- 軽トラック
- 軽ワンボックス
- 運営費用
- 運転免許
- 閉業
- 関東
- 関西
- 集客