キッチンカーは儲かる?収入の相場と成功のためのポイント

キッチンカーは儲かる?収入の相場と成功のためのポイント

キッチンカーは、飲食店の店舗を構えるよりも初期投資が少ないという特徴があります。開業しやすいポイントですが、ビジネスとして成功するためにも、収入が得られるかどうか判断する必要があるでしょう。
この記事では、キッチンカーの収入の相場と成功のためのポイントについて解説していきます

キッチンカーの収入と運転資金の相場

ビジネスとして利益を計算するためには、まずは収入と運転資金について計算してみましょう。販売する商品やメニューによっても違いが出てきますので、想定している事業に置き換えながら考えてみてください。

キッチンカーの収入の相場

現在のキッチンカーの平均収入は、年収で約700万円から800万円と言われています。かなり大きな収入に感じるかもしれませんが、これはあくまでも相場です。全ての人が同じような利益を出せるわけではありません。

また、キッチンカーの売上げは天候などの要因に左右されやすく、収入の幅が大きい特徴を持っています。相場は平均値でもあるので、大きな売上を上げている事業主が平均値を引き上げている可能性も忘れてはいけません。
現実的な部分で見ると、年収400万円から500万円程度、月収にして30万円ぐらいが一般的です。目標としてもまずはこの辺りを想定としてみるといいでしょう。

キッチンカーの運転資金

キッチンカーの営業にはさまざまな経費がかかります。店舗で経営するよりは安上がりですが、できるだけシビアに計算することが大切です。

主な維持費は

  • 車両の費用(ローンなら返済)
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 自動車保険代
  • 包材などの備品費用
  • 食材仕入れ
  • 出店料
  • PL保険料
  • 税金
  • 車検
  • キッチンカーの消耗品

などになるでしょう。

地域によってガソリン代や駐車場代もかなり違うので、自分の想定している場所で計算するのがポイントです。

ここで注目するのは、固定費と変動費です。駐車場代や保険料などは固定費として計算することができるでしょう。
変動費は売上げと共に発生する経費です。例えば梱包材などは、まとめて購入しますが、販売した数だけ消費していきます。食材も販売数に応じて必要になるので変動費として計算します。

考慮しておきたいのは、予測できない経費の発生です。現在はガソリン代は、20年程度前と比較すると驚くほど高くなりました。今後も社会情勢で変化が出るかもしれないというように、リスクがあることを理解して経費については少し多めに見積もっておくと良いでしょう。

キッチンカーの開業について、自分だけであれこれ考えるよりも、キッチンカーにノウハウのある販売会社に相談してみるのもおすすめです。キッチンカーの購入や製作の際に相談してみると、開業についてのノウハウも一緒に提供してもらえることがあります

儲からない場合の原因

キッチンカーには夢がありますが、誰もが儲かるとは限りません。どのようなリスクがあるのかを頭に入れて、戦略や対策について考えておきましょう。

集客の問題

キッチンカーに限ったことではありませんが、まず第一に集客をしなければなりません。キッチンカーで売上を立てるには、多くのお客さんに来ていただかなければいけません。そんなことは当然だと思われるかもしれませんが、キッチンカーの最大のポイントであり、リスクなのです。
どんなに良い商品を販売していても、お客さんに来てもらえなければ売上になりません。キッチンカーの集客においては、出店場所選びも重要になってきます。
自分が提供する商品と、出店場所での客層がマッチしているかも検討しなければいけません。人が集まる場所であっても、その場所にあった商品や希望している商品を提供できないと売れません。
例えば、真冬の風通しの良い場所でアイスクリームを売っても、寒い中で購入してくれることは稀です。夏に熱々のおでんを売っても同じ結果が出てきます。
ですが、真夏の暑い時期に観光地が近い場所でアイスクリームを売れば、出店費用が少し高かったとしても大きな売上が見込めます。 この辺りはコンビニエンスストアの販売戦略にも近い部分です。
成功するためにはしっかりとしたリサーチと研究が欠かせません。どんな場所でどんなキッチンカーが出店されているのか、他のキッチンカーや店舗も参考にしてみましょう。 キッチンカーを運営していく上で、とても大事な事は出店場所を探す事です。
以前は自分でイベントや出店場所を探して、地主さんやイベント開催者へ直接コンタクトを取って交渉を行う事が主流でしたが、近年では出店場所を探している人とキッチンカーを呼びたい人を繋ぐマッチングサービスも普及してきました。
フジカーズジャパンでもマッチングサービスを行っているので参考にしてみてください。

マッチングサービスを提供しているサイトはいくつかありますが、仲介料を無料で行っているサイトはとても珍しいです

客単価の問題

集客ができているのに儲からない場合があります。いくら売っても利益が出ない場合は、客単価の設定を見直す必要があります。

キッチンカーの売り上げは
【購入者数×客単価】
である程度の予測がつきます。

お昼に100人程度の人が食事を求めて出てくるオフィス街で、1割の人をお客様として呼べるお弁当があったとします。1食500円のワンコインで販売するなら
【10人×500円=5000円】
5000円の売上げが見込める計算です。
これでは経営できないのは明白なので、客単価をあげるかお客様を増やす方法を考えなければなりません

ライバル店の購入者数と客単価を計算してみることも参考になります。ピーク時にちょっと覗いてみるだけでもある程度の予測ができるはずです。ここから客単価の設定を引き出すと適正値が見えてきます。
15人に700円で販売していたとすると、
【15人×700円=10500円】
売上げがかなり変わる印象です。

客単価の設定が低いと、どんなにたくさん販売しても利益は出ません。ただし、客単価の設定が高すぎると今度は売れなくなってきます。出店する場所の顧客層と価格相場とのマッチも必要なので、リサーチを進めておきましょう。

キッチンカーは固定店舗と違い、メニューに対しての相場や口コミサイトに評判を書かれることがほとんど有りません。前にフードを購入したキッチンカーを覚えている人はほとんどいないと思います。
これをメリットとして捉えるのであれば、『アイデア次第で客単価を上げれる』と言う事です。
例えば焼きそばを販売するにしても、
1.焼きそば
2.本場○○焼きそば(富士宮や横手など)
3.大阪のソース職人が作る本気の焼きそば
いかがでしょうか。
同じ焼きそばでも表現次第では、高い価格にしても売る事が出来ます。
キッチンカーはアイデア次第で無限の可能性を秘めています

コストの問題

どんなに良い商品でもコストがかかりすぎると利益率が下がります。
キッチンカーの原価率の限界は30%と言われています。 販売するメニューによっても違いますが、どんなにこだわったとしても原価が販売価格の30%を超えるのは危険です。

例えば500円のお弁当を販売したとします。
原価率が30%とすると、利益は350円、コストは150円かかっていることになります。
1日1万円販売するしても、利益は7000円、コストは3000円掛です。
この原価率を下げられると、その分利益が上がります。注意したいのは、この場合の利益は粗利であって、固定費やその他の経費を計算するとさらに減ってしまいます。原価率を下げられると、確実に利益を生み出す体質が出来上がりますが、あまりに下げると品質への影響が出るのでバランスが重要になります。

仕入れの変動や調理のロスなども影響するので、うまくコントロールするまでには時間がかかるでしょう。原価率は利益大きな影響を与えるため、初期の段階から意識しながら適正値を見極めていきましょう。

儲かるキッチンカーのポイント

キッチンカーで儲かる仕組みを作るためには、経営やマーケティングの知識も必要です。出店場所には競争相手もいるでしょう。そこが儲かっている・儲かっていないかで大事なヒントをもらうことができます。

差別化を進める

自分のメニューを見て、他の店舗との違いはあるでしょうか。何か特徴的なものはあるでしょうか。
他との違いを差別化と呼びますが、自分のキッチンカーのカラーを打ち出すことにもつながります。例えば看板メニューがあり、他の店舗との違いを打ち出せると、お客様が注目して集まってくれるでしょう。特徴のない商品ばかりなら、コンビニでお弁当を買うのと変わりません。魅力的な商品を販売して他の店舗と差別化ができると、売れるチャンスに繋がっていきます。

また、原価が安くて儲かるメニューの研究も大切です。一般的に粉ものの原価率が低いと言われてきました。常温保存もできることからキッチンカーではよく好まれている原材料です。その割に販売価格が高めに設定できるメリットがあります。こうした商品をうまく取り入れてみるのもいいでしょう。

キッチンカーは食べる目的以外にも、SNSなどで目立てる目的で売れる事も良くあります
そこから原価率が低くて目立てる商品も珍しくありません。
例で挙げると、カラフルわたあめなどが挙げられます
わたあめを作る機械を導入するのにコストはかかりますが、原価率はとても低いです。
業態を変えられるのもキッチンカーの魅力です。
昨日はカレー屋で今日はとんかつ屋など、固定店舗では不可能に近い事もキッチンカーなら可能です。
アイデア次第で一攫千金も狙えます

季節感と提供スピード

キッチンカーもさまざまな店舗と競合していきます。季節感を出していくことは、他店舗との差別化にもなりますし、集客効果もあります。色とりどりの旬の野菜を使用したメニューや、季節によって変わる限定メニューなどを作ると目を引くはずです。お客様の目にとまるようキャッチコピーや写真もうまく使えれば、違いが打ち出せるでしょう。

キッチンカーに来られるお客様は、固定店舗よりも長く待ってくれないので提供スピードも大事になります。また、提供スピードを高められると、必然的に回転率も高くなり売上げが伸びます。
仕事の昼休みに利用する場合や、あそこのキッチンカーは早く提供してもらえるという理由で購入にくるお客様もいるでしょう。オープンしてすぐの場合は難しいかもしれませんが、いい評判につながるので、提供スピードは意識して改善していきましょう

まとめ

キッチンカーは、固定店舗に比べて初期投資を抑えて開業することができます。開業時の負担も少なく、維持費の負担も大きくありません。
儲かっているキッチンカーや話題になっているキッチンカーも多くなってきました。こうした成功した人のパターンや知識を拝借し、うまく自分の店舗にも活かしていきましょう。

キッチンカーの購入や製作、開業についてのご相談はフジカーズジャパンにお任せください。開業準備の段階から親身にアドバイスさせて頂き、儲かるキッチンカーの仕組みつくりを一緒に行います。整備工場も併設しておりますので、キッチンカーの車検やメンテナンスもお受けしております。儲かるキッチンカーを開業したいという方は、ぜひお問い合わせください

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