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キッチンカーとは?移動販売車・屋台との違いを解説

キッチンカーとは?移動販売車・屋台との違いを解説

2024年6月28日 更新

店舗型の飲食店とはまた異なった魅力を持つ、「キッチンカー(移動販売)」。最近では、特にビジネス街や大学、大型イベントなどを中心に見かけるようになりました。
出店場所の選択肢が幅広く、初期費用も抑えられるため、「開業するならキッチンカーにしよう!」と考える方が増えています。

ですが、以前からある「移動販売車」や「屋台」とは一体何が異なるのか、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、キッチンカー・移動販売車・屋台の3つの違いや、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
「ある程度メニューや出店場所は考えたけど、どの業態で開業しようか迷っている」という方はぜひ参考にして下さいね。

「キッチンカー」と移動販売車・屋台の違いは?

最初に、「キッチンカー」とはどのような業態なのか、移動販売車や屋台との違いは何かについて解説します。

キッチンカーは移動販売車の一種

「キッチンカー」の前に、まずは昔からある「移動販売車」について紹介します。

移動販売車とは、自動車や自転車などを使い、店舗以外の場所に物や食べ物を販売しに行く小売業のことです。日用雑貨から食品まで、様々な商品を扱っているのが特徴です。
例えば、住宅街で物干しざおや灯油などを販売している軽トラックも、すべて移動販売に含まれます。

キッチンカーも、移動販売車の一種です。ですが、名前の通り、提供するものは「食品や料理」に限られます
キッチンカーは、軽トラックや軽バンなどの荷台や後部座席に、調理設備を導入した車両が一般的です。あらかじめ仕込みをした食材や料理を積み、出店場所まで移動し、その場で煮る・焼くなどの簡単な調理を行います。

ちなみに、「ケータリングカー」や「フードトラック」も、同じくキッチンカーのことを指しています。いくつか呼び名があって少しややこしいのですが、「すべてキッチンカーのことなんだ」と思っていただければ大丈夫です。

キッチンカーと屋台はどう違う?

「屋台営業」は、地域のお祭りに出店しているものが最も身近でイメージしやすいのではないでしょうか。
出店場所まで調理設備や食材を運び、その場で屋根付きのテントを組み立てます。その下に調理設備を置いて、調理や販売などを行います。

お祭りではテイクアウトが基本ですが、屋台街の場合は、屋根の下にテーブルや椅子を置き、その場で食べられるようになっていることが一般的です。
大半がテイクアウトのキッチンカーとは、その点が大きく異なります。

キッチンカーと屋台 それぞれのメリット・デメリット

キッチンカーと屋台、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

キッチンカーのメリット(1)初期費用を抑えて出店できる

固定店舗型の飲食店を開業する場合、初期費用の相場は約500〜1,000万円です。食材費に加え、物件取得費、月々の家賃、人件費などがかかるためです。
費用面の負担がかなり大きく、長い年月をかけて慎重に準備する必要があるので、開業を諦める方も少なくありません。

一方、キッチンカーの場合は、初期費用が約300〜500万円あれば十分開業できます。選ぶ車両によってはさらに抑えられます。
キッチンカーは、固定店舗型の大半を占める店舗代や土地代などを大幅にカットできるため、それがそのまま費用の差になっています。
初期費用の負担が少ないことは、キッチンカーのとても大きなメリットです。

キッチンカーのメリット(2)出店場所の自由度が高い

キッチンカーは、出店場所を自由に変えられることが大きなメリットです。売上があまりよくなかった場合や、より魅力的な出店場所を見つけた場合など、様々な理由や目的で好きに出店場所を変えていけます。
1ヶ所にずっと縛られる必要がないので、気楽に始められるのです。

一方、固定店舗型の場合は、売上の良し悪しに関係なく、何とか工夫しながらそこで営業を続けていくことになります。そのため、開業前にはかなり入念に地域一帯を調査する必要があります。
また、後から手ごわい競合が現れる可能性もあるので、料理そのものにも相当な品質が求められます。

キッチンカーのデメリットは出店場所選びの難しさ

キッチンカーは、確かに出店場所の自由度が高いことがメリットなのですが、一方で「出店場所の確保が難しい」というデメリットもあります。

お客さんが集まりやすい出店場所は、すでに先輩オーナーに取られていることがほとんどです。かと言って、あまりに穴場では誰も来てくれません。

出店場所選びは、先輩オーナーでも悩みの多い問題です。焦らず、開業前から時間をかけて取り組んでおきましょう。自分1人で直接交渉するよりも、キッチンカー専用のマッチングサービスを利用することをおすすめします。

屋台のメリット・デメリット

【メリット】

屋台のメリットは、キッチンカーよりもさらに低コストで開業できることです。
例えば、人気メニューであるたこ焼きで屋台営業を行う場合、初期費用はおよそ150万円~250万円ほどです。キッチンカーの初期費用は約300万円~500万円が相場なので、その半分近くまで安くなります。
キッチンカー営業で必要になる車両や車両設備の費用がかからないためです。

また、屋台はキッチンカー同様、出店場所の自由度が高い点もメリットです。

【デメリット】

屋台のデメリットは、出店場所が大幅に限られることです。
屋台営業は衛生を保ちにくいという理由から、地域によっては屋台営業そのものが禁止されていることもあります。その場合は、出店はできません。
一方、キッチンカーは地域全体で出店禁止されているケースはないので、その点が大きく異なります。

屋台のもう1つのデメリットは、提供できるメニューがかなり限られることです。
例えば、「米を使った料理」「生クリームやカスタードクリームを使ったメニュー」が認められない地域の場合は、カレーライスや丼もの、クレープなどを提供できません。
また、「メニューは1種類のみ」という保健所も数多くあります。

提供可能なメニューは、地域によって異なります。計画の段階で必ず出店場所を管轄する保健所に細かく確認しましょう

まとめ:幅広い出店場所とメニューを提供したい場合はキッチンカー!

キッチンカーと屋台は、初期費用の安さや出店場所の自由度の高さなど、似ているメリットがたくさんあります。
また、出店場所ごとに営業許可が必要になる点も同じです。

そのため、どちらかを選ぶ際には、「出店場所の数」と「メニューの数」で選ぶことをおすすめします。

例えば、「自宅の1階で屋台を開業する」「お祭りなどの臨時営業のみ」というのであれば、屋台営業のほうがおすすめです。キッチンカー用の車両を購入せずに済むので、大幅にコストカットできます。

ですが、様々な場所へ出店したい、2品以上提供したい、といった希望がある場合は、キッチンカーのほうが適しています。

屋台はかなり出店場所が限られており、そもそも出店そのものができない地域もあります。
また、地域によって提供できるメニューの内容や数が異なり、1品のみという地域も珍しくありません。
キッチンカーが流行のスイーツから定番の丼ものまで様々なメニューを提供しているのに対し、屋台は似たようなメニューが多いのは、そのような背景もあります。

「将来的には出店場所やメニュー数を増やしたい!」という方は、ぜひキッチンカーでの開業を考えてみてはいかがでしょうか。

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キッチンカーの新車・中古車の販売、製作はもちろん、キッチンカーの買取や開業支援も行っています。

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