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キッチンカーのベビーカステラは儲かる?人気店から学ぶ成功のポイント

キッチンカーのベビーカステラは儲かる?人気店から学ぶ成功のポイント

ベビーカステラは幅広い年代に人気があり、お祭りやイベントでも屋台やキッチンカーでよく売られています。

今回は、キッチンカーでベビーカステラを販売するメリット・注意点、成功するポイントなどを紹介します。

キッチンカーでベビーカステラを販売すると儲かるといわれる理由

はじめに、キッチンカーでベビーカステラを販売すると「儲かる」といわれている理由を解説します。他の飲食物を販売するのと比べたときのメリットも紹介するので、キッチンカーで販売する飲食物選びに悩んでいる方も参考にしてください。

原価率が低い

ベビーカステラの原材料は、小麦粉・卵・砂糖・ベーキングパウダー・はちみつ・バター等です。ほかの飲食物に比べて原価率が低く、利益率が高い傾向があります。ただし、近年は食品の価格がすべて上がっているので、使う原料によっては原価率が高くなるため、注意しましょう。

幅広い年代に人気がある

ベビーカステラは子どもからファミリー、カップル、高齢者など幅広い年代に人気があります。そのため、出店できるイベントが多く、ある程度の売上を見込みやすい点はメリットです。
また、手を汚さずに食べやすく、持ち帰りもしやすいので「混んでるし食べにくいからやめておこう」となりにくい食品です。

必要な調理器具が少ない

ベビーカステラをキッチンカーで作る場合、必要な器具は焼き台と、生地を焼き台に落とすチャッキリのみです。他の飲食物を販売しないなら、冷蔵庫や冷凍庫は必要ありません。

また、ベビーカステラはフルーツや生クリームなどの日持ちがしない材料を使わないため、食品のロスが少ないのもメリットです。

それに加えて、朝まとめて焼いておけば開店直後にお客様がたくさん来ても対応できます。たくさんのお客様に短時間で対応できれば、それだけ売上が上がりやすいでしょう。

さらに、慣れれば1人で製造と販売ができるのも利益を上げやすい理由の1つです。

キッチンカーでベビーカステラを販売する際の注意点

キッチンカーでベビーカステラを販売する際の注意点ベビーカステラはキッチンカーで販売するのに適した商品ですが、必ず儲かるとは限りません。ここでは、キッチンカーでベビーカステラを販売する際の注意点を紹介します。

場所選びが重要

ベビーカステラを販売して儲けを出すには、場所選びが重要です。ベビーカステラはおやつや軽食としての需要が高いため、ランチタイムに多く人が集まる場所で販売しても、売上は伸びにくいでしょう。

また、ベビーカステラは地味なお菓子なのでカラフルで見た目が華やかな食べ物に比べると、SNSでの拡散や話題には上がりにくいかもしれません。そのため、できるだけ人の多い場所を探す、いくつか販売場所を確保しておくなどの工夫が必要です。

ライバルが多い

ベビーカステラはキッチンカーで販売しやすいため、出店地域によってはライバルが多い可能性があります。また、プレーンなベビーカステラは味に差がつけにくいため、「どこで買っても変わらない味」になりやすいのがデメリットです。

すでにベビーカステラのキッチンカーが出店している場所に新しく出店する場合、新規のお客様を獲得するのが難しいケースがあります。

季節によって売上が左右されやすい

ベビーカステラは通年販売できますが、夏は売上が落ちやすい傾向があります。特に7~9月はかき氷やアイスなど冷たいスイーツに人気が集まりやすく、温かいベビーカステラは売れにくくなるでしょう。

店舗を持たず、キッチンカーの食品販売だけで生計を立てたい場合、盛夏は別の主力商品を用意するなどの工夫が必要です。

キッチンカーでベビーカステラを販売して儲けを出すポイント

ここでは、キッチンカーでベビーカステラを販売して儲けを出すポイントを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

出店場所を入念に検討する

ベビーカステラをメインで販売したい場合は、出店場所を入念に検討しましょう。
キッチンカーが出店できる場所には、以下のようなところが挙げられます。

  • お祭りをはじめとするイベント
  • スーパーをはじめとする商業施設
  • 販売許可を得た路上(オフィスビル周辺など)

このなかで、高い売り上げを見込めるのはイベントや商業施設です。路上販売は場所によっては売上が見込めますが、許可を取るのが難しい場合があります。

また、売上が見込めるのは昼過ぎ〜夕方です。お昼時はランチメニューに押される可能性が高く、朝早すぎてもお客様が集まりにくいでしょう。

したがって、おやつタイムの14時以降がおすすめです。特に、夕方は夕食前に小腹を満たしたい方を狙うと、売上がアップにつながる可能性があるでしょう。また、スーパーに出店していると買い物帰りの主婦が購入してくれる可能性も高まります。

可能なら複数の出店場所を確保しておき、曜日を決めてルーティーンで出店すると安定した売上が望めます。

他店との差別化を図る

売上をアップしたい場合は、他店との差別化を図りましょう。プレーンなベビーカステラは味の差別化が難しく、「どこの店で買っても同じような味」になりがちです。儲かっているベビーカステラ屋は、チーズ、チョコなどのトッピングをつける等他社との差別化を図っています。

ベビーカステラを主力商品として検討している場合、他店のベビーカステラを購入し、研究することも大切です。

「この店でしか食べられない」といったメニューが1つでもあれば、オリジナリティが生まれ話題にもなりやすくなります。また、ベビーカステラ以外にも複数のメニューを用意する方法もあります。

宣伝に力を入れる

キッチンカーは一般的な店舗のように「ここに行けば買える」とはなりません。そのため、InstagramやXをはじめとするSNSのアカウントやホームページを開設し、出店スケジュールやメニュー、値段などを記載しておきましょう。

キッチンカーに設置するタペストリーやチラシなどにQRコードを印刷しておけば、アクセスも簡単です。また、はじめて出店する場所なら、周辺にチラシをポスティングするのも効果的です。このほか、商業施設の敷地に出店する場合は、掲示板等にポスターやチラシを貼ってもらうのも宣伝効果になります。

下記の記事では、キッチンカーの宣伝効果を高める装飾アイテムなどについて紹介していますので、あわせてご参考ください。
キッチンカーの装飾で宣伝効果を高める!おすすめのアイテムとデザイン例

まとめ

ベビーカステラは料理初心者でも作りやすく、利益率が高くて人気の商品です。その一方でキッチンカーでも販売しやすいので、ライバルが多いといったデメリットもあります。

ベビーカステラを主力商品にして儲けを出したい場合は、宣伝に力を入れて他店との差別化を積極的に図りましょう。「この店でしか食べられないベビーカステラ」があれば集客も期待できます。また、ベビーカステラと+αのような商品を販売するのもおすすめです。

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