無料査定フォームはこちら

キッチンカーでスムージーを販売する方法!メリットや成功のポイント

キッチンカーでスムージーを販売する方法!メリットや成功のポイント

スムージーは野菜や果物を氷と一緒にミキサーにかけて作るドリンクの総称です。
野菜や果物を丸ごとミキサーにかけるので、ビタミンなどの栄養素が取れてかつ健康にもいいと、若い女性を中心に人気があります。

本記事では、キッチンカーでスムージーを販売する方法やメリット、他店と差をつけて成功するポイントなどを紹介します。
キッチンカーで飲食店を開業したい方や、メニュー選びに悩んでいる方は参考にしてください。

キッチンカーでスムージーを販売するメリット3つ

スムージーは女性を中心に人気があるドリンクです。専門店も全国に展開されているほか、2024年7月にはセブンイレブンで冷凍スムージーが販売されました。
ここでは、キッチンカーでスムージーを販売するメリットを3つ紹介します。

調理器具や設備が最小限で開業できる

スムージーは流しと作業台冷蔵庫(冷凍庫)、ミキサーがあれば作れます。キッチンカーはいろいろな調理器具や設備を設置するほど値段も高くなり、車体も大きなものが必要です。
そのため「最初は小規模な商売から始めたい」「失敗した際のリスクを最小限に抑えたい」といった方には適したメニューです。

飲み物の中では単価を高くできる

スムージーは新鮮な野菜や果物をふんだんに利用しているので、飲み物の中では単価を高く設定できます。スムージーの価格設定は、500円代~600円代が相場です。いちごの「あまおう」をはじめとするブランド果物を利用したスムージーならば700円代でも販売できるでしょう。
500円以上の価格設定なら、スムージーだけを販売しても一定の売上を見込めます。

映える盛り付けで宣伝効果を狙える

スムージーは盛り付け方次第で高い宣伝効果を得られます。例えば、カップを可愛くしたりスムージーの上にシリアルや生果物を飾ってもSNS映えするでしょう。
また、スムージーを二層にする、輪切りの果物をカップの外から見えるように中に入れるといった工夫もできます。

SNSにかわいいスムージーをアップしてもらえれば、拡散される可能性も高まり、一気に人気商品になる可能性も高いです。

キッチンカーでスムージーを販売して成功させるポイント

ここでは、キッチンカーでスムージーを販売してコンスタントに売上をあげられる方法やポイントを紹介します。

出店場所を考える

スムージーは氷を使う冷たいドリンクです。
初夏から秋までの暑い季節は売上も伸びますが、冬や肌寒い日は売上も落ちがちです。
つまり、季節と天候に売上が大きく左右される商品といえるでしょう。
屋内の店舗ならば空調がかかっているので、1年を通して安定した売上が見込めますが、キッチンカーで販売する場合、以下のような工夫が必要です。

  • 夏にスムージーを主力商品にして冬は別の飲み物を主力商品にする
  • 冬は温かい室内に入って飲めるような場所に出店する

例えば、夏はスムージー、冬はチョコレートドリンクを主力商品にすると1年を通して安定した売上が挙げられます。
また、果物を利用したサンドウィッチを主力商品にしてもいいでしょう。フルーツサンドならばスムージーの調理器具を流用できます。
果物の仕入れ先を確保しておけば、冬ならミカン・いちご・カキなどのサンドウィッチを作れます。

このほか、イートインスペースがある施設の入り口など温かい場所の近くに出店するのも1つの方法です。冬は屋内のイベントも多いので、建物の入り口で販売すれば一定の売上を見込めるでしょう。

食べ物とセットで販売する

クッキーやパンなどとスムージーをセットで販売すれば、昼食替わりになります。
個別包装のパンならば、調理する必要もなく仕入れてそのまま販売できるでしょう。調理する余裕があるならば、サンドウィッチやタコス、ブリトーなどとセット販売する方法もあります。
タコスは生野菜を多く使うので、スムージーと材料を共有して無駄をなくせます。

キッチンカーでタコスを販売する方法!メリットや成功のポイント

他のキッチンカーとの差別化を図る

スムージーは調理経験が少なくても作れるメニューなので、多くのキッチンカーで取り扱われているメニューです。
他のキッチンカーと差別化を図るならば、オリジナルメニューを考案したり盛り付けにこだわったりしましょう
「この味のスムージーはここでしか買えない」となれば、お客様から選ばれる可能性も高まります。また、サイドメニューを充実させる、SNSで宣伝するなども効果的です。
仕入れを安定して行えるなら、ブランド果物を使うのもおすすめです。

キッチンカーでスムージーを販売する手順

キッチンカーでスムージーを販売する手順最後に、キッチンカーでスムージーを販売する手順を紹介します。

キッチンカーでスムージーを販売するために必要な資格と許可

キッチンカーでスムージーを販売する際は、食品衛生責任者の資格が必要です。調理師免許を持っている方は、食品衛生責任者になることができます。
調理師免許を持っていない方も、6時間の講習を受ければ取得可能です。
講習は対面とeラーニングの2種類があるので、都合の良い方法で受講しましょう。
また、出店する場所を管轄している保健所の許可も必要です。そのため、管轄が異なる場所に出店する場合、保健所ごとに許可が必要です。東京や大阪など他の自治体にも短時間で行ける場所で出店する場合は、どの保健所がどこを管轄しているか確認しておくのがおすすめです。

食品衛生責任者と保健所の許可があれば、キッチンカーで飲食物を販売できます。キッチンカーで飲食業を開業したい場合は、まずこの2つを取得しましょう。

スムージーを販売するキッチンカーを用意する

キッチンカーは小型・中型・大型の3種類があります。
主力商品をスムージーにするならば、小型のキッチンカーで十分です。小型のキッチンカーは軽トラックやバンを改造したものがあります。コンパクトさや調理のしやすさを考えると、軽トラックを改造したタイプが人気です。

キッチンカーを選ぶ際は、現物を見て、予算や使いやすさを考慮しながら選ぶといいでしょう。また、お客さんを集めるために装飾にもこだわることが大切です。装飾には、看板やタペストリーなど外付けするものと、キッチンカーの車体に直接イラストや写真を描く、ステッカーを貼るなどの方法があります。
お客さんの様子を見ながら扱う食品を決めたいと思うなら、外付けの装飾がおすすめです。キッチンカーで飲食店を続ける限りスムージーを主力商品にしたい場合は、車体にスムージーの写真やイラストを描いたり、ステッカーを貼って主力商品が一目でわかるようにすると集客効果を高められます。

下記の記事では、キッチンカーの看板作成について詳しく解説しています。
関連記事キッチンカーの横断幕・看板作成の目的とポイントを解説

まとめ

今回は、スムージーをキッチンカーで販売するメリットや成功のポイントを紹介しました。スムージーは飲み物の中では、高単価で販売できる商品です。
盛り付けやメニューを工夫すれば、スムージーだけでもある程度の売上が見込めます。ただし、季節や販売する場所によって売上が左右されるデメリットもあります。
季節ごとにメインメニューを変える、出店場所を工夫するなどして売上を落とさない見通しを立てたうえで開店しましょう。

関連記事
キッチンカーでスイーツを販売!おすすめメニューをまとめ
キッチンカーでサンドイッチを販売する方法と成功のポイント

キッチンカーの新車・中古車の販売、製作はもちろん、キッチンカーの買取や開業支援も行っています。

お役立ちコラム一覧へ戻る